アパマンショップ平岸駅前店の爆発で明かされる暴利の構造~『ヘヤシュ』スプレー噴霧だけで消臭抗菌代20000円はボッタクリではないか~

北海道札幌のアパマンショップ平岸駅前店が爆発~消臭抗菌代を受け取りながら実際には『ヘヤシュ』スプレーを噴霧せず~

 

 

北海道札幌のアパマンショップ平岸駅前店が爆発

当初は居酒屋のガス漏出が疑われるも、その後、アパマンショップ平岸駅前店が密閉した室内のなかで撒いた大量の

除菌スプレー『ヘヤシュ』

 

に給湯器の火が引火したことが原因と判明・・・

この件に関して、アパマンショップはサイト上で謝罪のコメントを掲示しました。

 

 

 

除菌抗菌スプレー『ヘヤシュ』をまくだけで1万~2万円を徴収

テレビ朝日系列『報道ステーション』によると、このアホラシイ事件の背景には消臭抗菌代として客から受け取る1万~2万円の金額の存在があるとのこと。

アパマンはこの消臭抗菌代を受け取って、除菌抗菌スプレーヘヤシュを撒いていたとのことです。

ちなみに、ヘヤシュは置くだけバルサンみたいな感じのスプレー缶。

置いておくだけで数分後には部屋が除菌抗菌されるという代物です。

これをするだけの作業で1万円~2万円・・・かなり法外に高いですね。

 

 

実際には除菌抗菌スプレー『ヘヤシュ』を噴霧しないこともあり?

上でも書いたように、アパマンは入居費用の一部として消臭抗菌代として1万~2万円を受け取っているのですが、この費用を受け取りながら、実際には消臭抗菌作業をしていない例もあったとのことです。

アパマン本体は傘下の不動産屋などからヘヤシュのスプレー缶を回収して、実際に抗菌作業が行われていたかどうかを判断していたとのこと。

しかし、加盟店および子会社などのなかには、消臭抗菌作業をしなかったことがバレるのを隠すため、わざとヘヤシュスプレーをカラにしてアパマン本体に返す例もあり、今回はそういったことが行われていたのではないか?と一部で疑われています。

 

 

爆発事故前に噴霧された除菌防臭スプレー『ヘヤシュ』は120本分???

今回、爆発事故があった北海道札幌市のアパマンショップですが、爆発事故前に120本のヘヤシュを噴霧していたとのことです。

スプレー缶の中身にはプロパンが充填されていたようで、それが充満しているところに、給湯器などの火が引火、一気に大爆発をおこしたとのことです。

おそろしくもあほらしい・・・いくらなんでも中学生くらいの脳味噌があれば防げそうなものですが・・・

とりあえず、120本ものヘヤシュが無駄に使われたということは、それだけの除菌抗菌作業が行われていなかったということですよね。

それは詐欺じゃないんでしょうか。

 

抗菌スプレー『ヘヤシュ』の成分は?

抗菌スプレーヘヤシュですが、成分は植物由来成分、樹木エキスが主であるとのことです。

天然成分だから安心安全とうたっていますが、その信ぴょう性はともかく、きっと間伐材などを利用しているはずなんで、かなり安く作られる感じがしますね。

 

 

 

抗菌スプレー「ヘヤシュ」の原価・値段は?

なお、このヘヤシュ、だいたい原価は1/10くらいだろうとネットでは言われています。

個人的には、たぶんそんなにしないと思います。

スプレーボトルは何回か使いまわししているはずですし、樹木も間伐材や製材所のごみなどを利用するでしょうから、中身は燃料代などのコストくらいでしょうか。

たぶん設備の償却などを含めても1000円もしない、きっと200円そこらだと思います。

 

 

 

ヘヤシュを入居者にほぼ強制的に1~2万円で売りつける行為は消費者保護法(消費者基本法、消費者契約法)上どうなのか?

個人的に、今回の事件は実際に抗菌作業をしていなかったという詐欺罪も問われる事件だと思います。

また、法外な値段で売りつける意味で消費者保護の観点からみてもマズいのではないかと感じます。

まず除菌消臭してもしなくても大差ないことにカネをかけさせていたなら不実告知の可能性がありますし、信義則の観点からも大いに問題があるのではないか、と思います。

 

 

今後はヘヤシュを売りつけにくくなるアパマン

ちなみに、今後は消費者も除菌消臭に対する意識が変わるでしょうし、アパマンとしてもヘヤシュを売りつけにくくなるのではないか、と思われます。

 

さいごにアパマンショップの株価です。

以上。