【統計】中国国家統計局PMI 2019年1月
中国国家統計局が2019年1月の製造業PMI、非製造業PMI、総合PMIを発表しました。
前回はこちら⇒【統計】中国国家統計局PMI 2018年12月
中国国家統計局 製造業PMI
1月の中国製造業PMIは49.5
前月より上昇していますが、まぁ、誤差レベルみたいなものです。
好不調の分かれ目50を二カ月連続でわっています。
PMIの各項目の説明をします。左からPMI、生産、新規受注、原材料在庫、雇用、サプライヤー納期、新規輸出受注、輸入、購買数量、購買価格、製品出荷価格、完成品在庫、受注残、期待指数
生産は50を上回っていますが、新規受注は悪化しています。
雇用もさらに落ち込んでいます。
輸出向け受注は46.6⇒46.9と上昇していますが、誤差の範囲みたいなものです。
購買数量、原材料購入価格、出荷価格は相変わらず低下しています。
上流部分でより厳しい状況と思われます。
在庫は減、受注残も減ですが、より受注残が落ち込んでいるためしばらく影響は続きそうです。
相変わらず予測指数は高いです。
ぶっちゃけ、高すぎると思います。
中国国家統計局 非製造業PMI
非製造業PMIはやたら好調です。
減税などがまだ効いているはずもないんですが、なぜでしょうか。
よくわかりません。
左から事業活動、新規受注、購買コスト(投入価格)、サービス販売単価、雇用、期待指数、
新規事業数、受注残、棚卸資産、納期
※下の段は解釈が間違っているかもです。
新規受注が回復、
投入価格が上昇、
サービス販売単価は回復途上
雇用は50を下回る状況
中国国家統計局 総合PMI
総合PMIは非製造業に支えられて上昇
ただ、細かいところがよくみえない。
とりあえず違和感がある内容だが、中国国内ではどういうふうな認識なのだろうか。
以上。