備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
個人的に重要と感じたものを独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
(12時25分)
HNA Cuts Deutsche Bank Stake, Reversing Previous Commitment
資金繰りに苦しむ中国海航集団が、ドイツ銀行の株式をまた一部売却するようです。ドイツ銀行自体も経営不振で株価下落中ですが、さらに大株主も経営不振なので同社株価はとても重たくなっています。
Korean Air Chairman Fires Two Daughters Over Rage Incidents
大韓航空がナッツリターン&水ぶっかけ姉妹を解雇するそうです。まぁ、ほとぼりがさめたら復帰させるのでしょう。あの国はいつもそうやって身内を過剰に擁護します。
個人的には、韓国企業は日本以上に企業統治の腐ったところが多く、そのことが極端に低いバリュエーションに繋がっている・・・とみています。決して北朝鮮リスクだけではないと思われます。
Bathroom Hand Dryer May Be Spraying Around Fecal Bacteria , According to New Study
公衆トイレのハンドドライヤーはウンチの菌をばらまくだけ・・・というおぞましい研究結果が発表されました・・・
中国初の大型シェールガス田、年産100億立方メートルに—中国メディア
かねてより、中国は世界最大のシェールガス埋蔵量を誇ると言われてきました。中国政府は脱石炭を推し進める一方で、天然ガス資源の開発には補助金を優遇するなどして開発を後押ししています。
予算100兆円時代の足音 19、20年度に経済対策を一体 下期に執行を集中
予算規模は間違いなく拡大方向です。日本は社会保障費が2025年にかけて151兆円まで拡大すると予想されています(厚労省 社会保障にかかる費用の将来設計)。また、米国からはRIM-161スタンダード・ミサイル3 やF35、さらにはF2後継機の開発などを含め、防衛予算2%までの増加を促される可能性が高まっています。予算100兆は通過点にすぎないでしょう。
(13時21分)
China Mobile posts 4.1 percent rise in first-quarter profit
チャイナモバイルの1Q 決算。国内長距離料金とローミング料金の廃止により売上増加が抑えられたものの、費用削減の効果でマージン拡大し利益増加。問題は、費用削減を優先していれば5Gへの移行が遅れるという点。
CNOOC posts strongest Q1 revenue since 2014
CNOOCの1Q決算。石油、ガスの総生産量増加。販売価格上昇も手伝い2014年以来の強い勢い。
BRIEF-Hangzhou Hikvision Digital Technology’s Net Profits Up In Q1, 2017
中国AI監視カメラ最大手 杭州海康威視数字技術(Hikvision)の決算。26.8%増益と良好。
BRIEF-Goertek sees FY 2018 H1 net profit down 20 pct to 40 pct
BRIEF-Goertek Says 2017 Net Profit Up 29.5 Percent Y/Y
iPhone&ウェアラブル端末関連でもある歌爾(ゴアテック/GoerTek/002241.SZ)の2017年決算、2018年決算見通しが悲惨なことになってます。業績が急減速です。他の電デバメーカーにも波及が懸念されます。
(14時27分)
貴州茅台酒、17年は大幅増収増益
白酒(パイチュウ)の売上が急拡大しているそうです。景気がいいですね。
Photographer: Kevin Frayer/Getty Images
China Targets 100% Clean Power for Area Near Beijing
30年前にスタートした深圳などの経済特区につづき、中国政府は習近平指導部の下、北京のちかく河北省に雄安新区という特区を開発する予定です。この開発方針が本格化しはじめたようです。どうやら、エネルギー消費量のすべてを再生可能エネルギーでカバーするつもりのようです。
Walmart Is Close to $12 Billion-Plus Deal for Flipkart
インドのオンラインショッピング大手FlipkartをWalmartが買収する方向で話し合いが進展しているそうです。
中国の旺盛な学習塾需要、元数学教師をビリオネアに押し上げ
日本も80年代、こういう塾講が多かったです。中国は日本の30~40年前ですね。
(16時14分)
中国、米財務長官との直接交渉を「歓迎」 貿易摩擦問題
ムニューチン米財務長官が中国を訪れ、米中貿易摩擦問題について直接交渉する方針と伝わっています。まだ何もわかりません。流動的です。
3月ショッピングセンター売上高は前年比2.2%増=日本SC協会
前年比で土日祝日の合計が1日多いこと、全国的に気温が高かったことが春物商品の売上増に貢献。
中国、北朝鮮からの1 ~3月輸入は人民元建てで前年比87%減
ノーコメント
Thai March exports rise 7.06 pct y/y, slightly below forecast
タイの輸出が減速。バーツ高の影響がジワリ出ているよう。ただ、依然として好調だとみています。
<トピックス>海運業再建へ船舶200隻発注
幾らか前の記事になります。韓国政府は海運業、造船業再建のために政府補助金でバルク船などを200隻発注するらしいです。ダンピングにつながりかねないと思います。
(16時38分)
GE、鉄道部門売却に向け米ワブテックと協議-関係者
北米貨物鉄道に強いGE鉄道部門ですが、とうとう本体から切り離しされることになりそうです。
SGX profit jumps to decade high, focus on new India products
シンガポール証券取引所の業績が絶好調です。デリバティブ市場の活性化のために取り入れた諸施策がうまく機能しているようです。
【電子版】ロシア・ルサール、シベリア工場に大量のアルミ在庫 米制裁措置で販売滞る
アルミ電解槽は停止することができません。以前、豪リオティントへの電力供給が途絶えたときは、数百億レベル(だったかな?)の損失が出て、電力会社が補償することになりました。今回はどうするんでしょうか・・・中国が引きとるしかない?
三菱航空機、従業員300人削減 MRJ開発を合理化
相変わらず迷走中です。同クラスのライバル機を生産するエンブラエルはボーイングと商用部門統合する方針です。それはつまり、両社のサプライチェーンまで含めて統合が進むということ。ボーイングから日本企業への発注量が減る可能性も高いと思います。
(17時5分)
先月とは逆にPMIが回復です。主要国の中でPMIが悪化方向にないのは日本だけかも?ただ問題は、日経PMIは株価見通しには全く使えないということです。
モディ印首相訪中へ、27 28日に習近平国家主席と非公式会談
両国間で不測の事態が起きないように訪中してご挨拶、といったところでしょうか。昨年の国境紛争時、実は習近平はモディから指摘されて国境でのイザコザを知ったのではないか?モディに指摘された時の顔の変化がおかしかった。。。と指摘されています。習近平は顔にいろいろ出る人です。もしかしたら、軍が勝手に行動していたのかもしれない、ということです。
18年のチリ銅生産見通し、前年比4.3%増の576万トン=コチルコ
どうせ年明けあたりからストの声が聞こえてきます。いつもそんな感じです。あまりアテになりません。
(22時47分)
Hasbro blames Toys ‘R’ Us for dismal first quarter
玩具大手Hasbroの決算は、売上高がアナリスト予想を1億ドルも下回る低迷ぶり。トイザらスの破綻のせいで在庫が捌けないとのこと。
Chalco first quarter profits fall 19.4 percent on lower aluminum prices
中国アルミ大手チャルコの決算は、アルミ価格下落を受け減益。ルサールへの制裁でアルミ価格は上昇しているので来期に期待している投資家は多いが(今日はアメリカによる制裁緩和で急落しているが)、今回の決算には子会社評価益などの増益要因も混ぜてある。それが剥げる来期はさらに厳しい決算になるような・・・気がしないでもない。この会社はそういうわかりにくい数字のやりくりをよくやる。個人的にはこの会社に対しては10年以上にわたってネガティブにみてます。
Eurozone halts two-month run of PMI declines
ユーロ圏総合PMI速報値、4月は55.2 3月と同じ
製造業分野はやはり弱い。ネガティブにみている。
(23時02分)
U.S. Softens Stance on Rusal Sanctions; Aluminum Prices Plunge
米国によるアルミ大手RUSALへの制裁で、世界的にアルミ商品市場は大混乱。アメリカ政府も事の重大性にようやく気付いたようで、デリパスカ氏が手放すならば、ルサールへの制裁はやめるよ、と言い出しました。また取引制限も数か月遅らせるとか。結局、アメリカ側の根負けですが・・・。
Halliburton revenue jumps 34%
石油・天然ガス探査、生産設備サービス&製造、傭兵サービスのハリバートンの売上が原油価格上昇を受け急増。いつものことですが、浮沈の大きな企業です。