ロームの月次売上高が前月比ベースでマイナス転換!ロームの株価は10%を超す暴落モードに入ってきています。
ロームが毎月発表する月次売上が、大方の予想に反して前月比マイナス成長になっています。
このことが市場の警戒感を招き、
他の半導体関連、電子部品関連も幅広く売られています。(13時3分現在)
コード | 銘柄名 | 前日比率 |
6594 | 日本電産 | -2.79% |
6762 | TDK | -4.16% |
6770 | アルプス電気 | -3.23% |
6798 | SMK | -3.80% |
6963 | ローム | -10.22% |
6971 | 京セラ | -3.30% |
6976 | 太陽誘電 | -5.47% |
6981 | 村田製作所 | -2.76% |
6996 | ニチコン | -4.69% |
6997 | 日本ケミコン | -3.83% |
6999 | KOA | -3.85% |
8035 | 東京エレクトロン | -3.66% |
なお、今回のロームの月次成績の下落ですが、LSIが軟化しています。
また、あいかわらずモジュール化製品は悪化傾向です。
モジュール化製品は前年比でも0~-5%となっています。
これは、たぶん民生機器の分野で販売が不振になってきていることの表れであると思われます。
また、地域別にみると最大の需要地であるアジアが減少してきています。
とりあえず、この分野に強いメーカーに大きな売り圧力がかかっています。
世界的な半導体株安とともに進行しており、世界的な需要減退を反映している可能性があります。
要注意だと思われます。
ローム 日足
一旦もどる過程があるかもしれませんが、市場のエネルギーの乏しさからするとその持続性にも疑問があるかな、という感じがあります。
以上です。
なお、上記はあくまでも個人的見解であり、特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。投資にあたっては自己責任でお願いいたします。