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18年5月19日午後 コンゴ民主共和国でエボラ出血熱発生

備忘録がわりにニュース記事をまとめます。

独断で掻い摘んで纏めます。

この記事は日中随時更新します。


13時18分

【電子版】「ZTEは経営陣刷新が必要」クドロー委員長、米制裁解除条件で

個人的見解:北朝鮮やイランに米国製通信機器を不正に密輸していた件で米国からの制裁を受けているZTE。米国側としても、当初は一切許さないといった態度でした。しかし国内の通信部品関連メーカーの業績にも影響が出るとわかり、最近はだいぶトーンダウンしてきています。「取締役の刷新などが必要」というのは、条件としてはかなり甘いです。

 

【電子版】米テスラ、豪キッドマンからリチウム供給で合意

個人的見解:キッドマンの提携しているSQMは、現在、中国の天斉リチウムからの出資提案を受けています。リチウムやコバルトなど電気自動車EVに必要な資源に対する中国企業による独占傾向が強まっています。

 

外国人実習生失踪急増で農家苦悩

2017年の外国人技能実習生の失踪者数は全国で7089人と過去最高。農家側は「SNSの普及のせいだ」と言いたいようです。

個人的見解:そもそもにおいて、就業場所を異動できないような契約がおかしい。単純労働者の供給を第一目標に据えているかぎり、逃げられるのは当然でしょう。

 

 

Shanghai stock exchange cracks down on share-backed loans by …

上海取引所は、企業の支配株主が持ち株を担保に金融機関から借り入れる行為を厳しく取り締まるそうです。

個人的見解:これはたぶん、日本の60~70年代の仕手相場を参考にしていると思われます。当時の日本は会社オーナーたちが保有株式を担保に仕手戦に乗り出し、乗っ取りあいを繰り返していました。順調な経済発展を願う中国政府と当局としては、そういった傾向は摘んでおきたいということだと思います。

 


テラスで読む日本経済の原型 (原田泰 著)

 

 

Record Buybacks Put Shareholder Payouts on Pace for $1 Trillion

S&P500種株価指数に採用されている企業の自社株買いが、2018年の第1四半期に1780億ドルに達し過去最高を記録しました。株主還元は今年1兆ドル(約110兆円)に達する勢いです。

個人的見解:株価が堅調な理由はまさにこれでしょう。自社株買いで支えられている相場。日本は日銀によって支えられている相場。ただし、米国企業の債務比率はかなりあがってきています。まだ大丈夫でしょうが、社債や借入の利回りが十分に高くなれば、企業は株主還元よりも社債発行や借入を控えて借金返済を優先するはずです。まだ大丈夫です。でもずっと大丈夫なわけではありません。

 

 


19時59分

China local govt firm fails to repay $629 mln loans in rare … – Reuters

非常に珍しいことが起きています。中国の地方行政府系投資会社「融資平台」LGFVのひとつがデフォルトに陥りました。とんだのは内モンゴル自治区シリンホト市のXilinhot Geipaishui Co(シリンホト上下水?給排水?)。20社以上のリース会社からの返済が滞っているそうです。

個人的見解:いわゆるシャドーバンキング、影の銀行として知られるローン会社などが、融資対象として選んでいたのがこういった融資平台です。理財商品の運用先にもなっています。ようするに、大名貸しみたいなもんです。それが破綻した・・・連鎖しなければいいのですがね。

 

 

コンゴ民主共和国・エボラ出血熱が蔓延 ムバンダカなど主要都市部でも発生

Congo Ebola outbreak turns up in a large city. That’s bad

Congo says 3 new Ebola cases confirmed in large city

個人的見解:エボラ出血熱がコンゴで広がっています。しかも首都を含む大都市で患者が発生しています。コンゴはコバルトなど地下資源が豊富なことで、中国との結びつきが近年広がっています。注意が必要です。

 

 

 

首都高地下化実現へ 日本橋区間のルートを提示

個人的見解:いよいよ首都高が地下化されるそうです。惑星ソラリスで使われた風景が消えます。


惑星ソラリス [DVD]

 

シーメンス、火力機器苦境

個人的見解:本格的に火力・原子力は厳しくなってきていると思います。欧州で先行した風力ですが、近年は中国が急速な勢いで伸び続け、直近の発電量などでみても風力・太陽光などが前年比30%近辺の伸び方を示しています。発電装置産業などでみても、新疆金風や中国高速伝送など中国発の風力発電設備企業が生まれています。ここもとの決算をみても、風力などを主体にしている企業が好決算を連発する一方で、旧態依然とした火力発電企業は赤字に転落するところも出ています。日本は経産省主導で原発や火力を推し進めてきましたが・・・どうなることでしょう・・・