ヒートマップをみればわかるが、物色の集中度は過度に高まっている。AppleとAmazonだけで相場を牽引することは無茶があるのではないか・・・という話
今回は、ヒートマップを並べて眺めるだけのシンプルな記事です。
とりあえず、みてみましょう。
1年前との比較
6か月前との比較
1か月前との比較
1週間前との比較
ぶっちゃけ、一貫して上がってるのってAppleとAmazonだけじゃね・・・?
あとはマイクロソフトMSFT、ビザV、マスターカードMA
各種小売、医療用機器、航空あたりもそこそこ強い?
でもこれらも勢いが落ちてきているような・・・
AppleとAmazonだけが超絶つよくて、その他大勢が弱い相場。
この歪な相場がいつまで維持できるか?
米国市場独り勝ちとか言われるけど、米国株でも全部が全部上がってるわけじゃない。
というより、ほとんどの銘柄がダレてきている。
FRBを中心とした金融引き締めの影響で、新興国などリスクの高い資産から順に資金が抜けていっている。
トランプ政権によるレパトリ減税の影響で、米国には資金が戻っていっている。
米国に戻ったカネは自社株買いに使われている。
でも、この勢いがそろそろ落ちてきているように感じる。
まだ最後の一噴きがないのがせめてもの救いか。
今後の可能性はふたつ。
- AppleとAmazonにこのまま資金が集まり続け、両社の株価が急上昇して、はじけるパターン
- 一旦、押しをつくって全体相場が上昇していくパターン
個人的には1の可能性が高いのでは?と予想している。
以上。
なお、当然のことながら、上記はあくまでも個人的な感覚です。特定の投資スタンスをお勧めするものではありません。投資にあたっては自己責任でお願いいたします。