中国河北省を地盤とする再生エネ・都市ガス事業者
新天緑色能源(チャイナサンティエングリーンエナジー / China Suntien Green Energy / 0956.HK )
2017年通期決算は、好調な都市ガス販売と風力・太陽光発電の販売量増化を受け、売上が61.0%増、一株当たり利益が73.5%増と好調
http://www.suntien.com/uploads/soft/180319/1-1P319233Z6.pdf
売上70億5800万人民元(61.0%増)
純利益9億4000万人民元
EPS0.2529人民元(73.5%増)
BPS2.8265人民元
配当0.103人民元
決算発表を受け、株価は6%弱上昇
損益計算書
財務諸表
PER 6.56倍(株価2.06で計算)
PBR 0.728倍(株価2.06で計算)
配当利回り 6.2%
自己資本比率 30.6%
電力価格、ガス価格の変更などの政策リスクはありますが
河北省政府系企業であることと、シンガポール系GICやノルウェー中銀(政府年金基金)、州年金基金などの公的機関投資家比率が高いことなどから、企業統治上のリスクは比較的少ないのではないかと個人的にはみています。
また、河北省は北京市を取り囲むように位置していることから環境規制がとりわけ厳しく管理される方向となっており、その点も同社の事業展開に有利に働いています。雄安新区関連銘柄のひとつでもあります。
なお、この記事は投資をおすすめするものではありません。
数字に間違った箇所などあるかもしれませんので、投資にあたってはご自分で元の数字をあたっていただきますようお願いいたします。
by中卒くん