【5802】住友電気工業(住友電工)の業績と株価

住友電気工業の業績と株価についてみていきます。

幅広い製品を扱うため産業全体を見渡しやすい銘柄となっています。

とりあえず見ていきましょう。

住友電気工業(住友電工)2018年Q3決算・業績

https://twitter.com/chu_sotu/status/1093056051933437953

住友電気工業の2018年Q3決算は、売上3.9％増、営業利益2.3％増

あまり大したことのない数字にみえますが、中身は結構悪くないと思います。

2Qまでは営業減益でしたが、3Qで一応プラスに持ってきました。

昨年末にかけては世界中で製造業の下方修正が相次ぎましたから、それを考えれば御の字でしょう。

https://twitter.com/chu_sotu/status/1093056289809215489

https://twitter.com/chu_sotu/status/1093056361410191362

こちらは住友電工の3カ月ごとのセグメント別業績推移になります。

非常に緩慢な成長を示す事業だらけです。

対前年同期で利益をみると、自動車のワイヤハーネスが減少しているようですが、エレクトロニクス、情報通信事業などがそこそこ好調です。

https://twitter.com/chu_sotu/status/1093056469459582976

自動車向けはワイヤハーネスが伸びていますが、利益が乗ってきません。単価の下落が激しいようです。

環境・エネルギーは子会社でレッドクスフロー電池などを行っています。

https://twitter.com/chu_sotu/status/1093056582630305792

情報通信は光ファイバー、多重化向けオプティカルデバイスなどが好調です。

産業素材は幅広く扱っており、一言で纏められませんが、超硬工具などが意外と底堅く動いているようです。

https://twitter.com/chu_sotu/status/1093056688830046208

エレクトロニクスはフレキシブルプリント基板が堅調な出荷状況となっています。

スマホもHDDも売れてないはずですが、他の機器向けに伸びたのでしょうか。(車載デバイスなど？)

決算発表は4日

この決算を好感して高く始まったものの、その後は押される展開。

5分足

週足

チャート的には方向感がわかりにくい動きですね。

以上。