2019年3月7日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油先物
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昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って続落
ECBの利上げ時期先延ばしを嫌気した動き、などとロイターは報じているが、
ちょっと何いってるのかよくわからない。
金融緩和をすなおにポジティブ材料として捉えられなくなった相場になっており、
市場のセンチメントは弱気に傾いてきている。
ここもとのヒートマップをみてわかるとおり、
市場はあきらかに戻り一服症状を呈していたと思う。
とりあえず、この日上昇した大セクターは公益のみ。
それすら大した上昇ではない。
中セクターとしては住宅市場の落ち着きを好感してDRホートンDHI、レナーLN、プルートPHMなどの住宅株が上昇したが、セクターとしては小さい。
逆に下落セクターは幅広く、まんべんなく、薄く売られる展開となっており、まだ本格的な売りに傾いているとまでは言えない状況。
個別にはアナリストのレーティング引き下げでフェデックスFDXが売られたほか、
積極的な設備投資が利益圧迫していると判明したスーパーマーケットのクローガーKRが10%下落
いっぽうレーティング引き上げでゲームのエレクトロニックアーツEAは上昇した。
合算売買高は78億株
まぁまぁできている。