19/4/4~1~東芝メモリに3メガ銀が1兆円融資/ツモリチサト事業終了/トヨタ、HV技術を他社に開放/ジャパンディスプレイ、宸鴻光電科技、富邦グループ、嘉実基金管理で再建へ
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/4/3~4~テンセントもクラウドゲームプラットフォーム開発/スロバキア新大統領にズザナ・チャプトバ氏/2019年マンション供給大幅増/3月米自動車販売ネガティブ
『ツモリチサト』事業をエイ・ネットが終了へ
イッセイミヤケ系のエイ・ネットが、『ツモリチサト』ブランドの展開を終了
津森千里氏は今後もデザイナー活動を続行するとのこと
『ツモリチサト』はまさに平成時代の日本を彩るピースのひとつ
令和時代にそれが終わる。
ジャパンディスプレイ(JDI)に宸鴻光電科技、富邦グループ、嘉実基金管理などが1100億円出資へ
ジャパンディスプレイがようやく海外資本中心に再編
日本国内の政治力学に左右されまくった経営から解放へ
そもそもにおいて、なぜ産業革新機構が参加したのかが問題。
最初から外資に売っておけば、こんなにこじれることはなかったのではないか。
3メガ銀、年度内上場目指す東芝メモリに融資1兆円-報道
こちらはジャパンディスプレイの失敗から学ばない人たちの話。
3メガ銀が東芝メモリに1兆円も融資するとのこと。
これまた日本村の政治力学がもろに出ているのがよくわかる。
外資主導による経営再建を拒み、わざわざ国内のリソースを注ぎ込んで上場に持ち込む。
そのことにどれだけの意味があるのか。
よくよく考えた方がいいと思います。
トヨタ、HV特許2万3000件を無償開放 副社長が会見
トヨタがHVの関連特許を無償開放するとのこと。
これについて各メディアは
「普及を促し調達コストを下げるため」
と解説しています。
たしかにそれはありますが、それだけではありません。
いま、多くの国でHVを通り越してEVのみ(もしくはPHVかEVのみ)を環境対応車として認めるような流れがあります。
中国にしても欧州にしてもそうですが、HVは過去の技術で、それらを一足跳びに跳び越して、EVに力をいれようとしています。
その方がシンプルですし、長期的に見ればコストも安くなりますから。
そうした流れが速く進み過ぎれば、トヨタは自社の優位性を十分に発揮できないまま、次世代に向かってしまいます。
だから、ハイブリッド技術を多くのメーカーに利用させることで、政治力を発揮したいと考えている・・・たぶんそんなところです。
ようするにEV化への抵抗です。
トヨタは守旧派に堕ちつづけています。
これでいいんでしょうか。