19/4/18~3~シシ大統領の権限強化と任期延長を国民投票/独ZEW4月/鴻海・郭台銘(テリー・ゴウ)董事長が台湾総統選出馬へ/ゴラン高原をイスラエル領と認めるトランプ政権
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/4/18~2~スプリント・Tモバイルの統合に司法省反対か/3月中国固定資産投資/3月中国鉱工業生産指数/3月中国住宅開発・販売統計
独ZEW景気期待指数、4月は3.1 予想以上に改善
ドイツの景況感期待指数が3.1と、約一年ぶりにプラスに浮上
製造業PMIなどが大きく落ち込む中でのZEWの浮上はポジティブ
個人的見解:なお、現況は11.1から5.5に低下する一方
期待がマイナス3.6から3.1に回復
アメリカはここもと期待が下、現況が上にいきがちで、ドイツとは逆方向。
鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)董事長、台湾総統選出馬を正式表明
鴻海の郭台銘(テリー・ゴウ)CEOが台湾総統選に出馬を表明
つい昨日、「数日中には出馬の是非を検討する」と伝えられたが、あっさり翌日には出馬を決断。
個人的見解:さすが郭台銘(テリー・ゴウ)だ、判断が速い。
なお、出馬の決断は「神のお告げ」らしい。
本気で言っているのか、それとも本心を隠すためなのかはわからない。
本心は「台湾をアメリカの対中国の最前線にしたくない」という思いだろうと思う。
エジプト、シシ大統領の任期延長へ国民投票
エジプトで、軍政トップであるシシ大統領の任期延長に向けた国民投票が行われる。
この国民投票では、任期延長だけでなく、検事総長や最高裁判事の任命などの権限強化も決められる。
個人的見解:なお、反対している人々はどんどん投獄されているし、そもそも公平な選挙が行われるとは誰も思っていない。
まず間違いなく、国民投票は賛成多数で通る。
イスラム教を中心にした国家を作ろうとした前大統領を放逐し、軍政がトップになったエジプト。
この後ろについているのは、アメリカとイスラエルとサウジだ。
そして、ヨルダン川西岸へのユダヤ人の入植は着々と進む。
米、ゴラン高原を地図上でイスラエル領と示す
イスラエルの北部、シリアとの国境近くにあるゴラン高原
ここは1967年の第三次中東戦争以降、イスラエルが実質的に支配している。
しかし、国連はこれを認めていない。
国連は認めていないし、違法な支配としているが、トランプ大統領は先日、ゴラン高原をイスラエル領として正式に認めると宣言する大統領令に署名している。
今回、外交交渉特別代表がゴラン高原をイスラエル領として扱っている地図をシェアしたとして、波紋が広がっているとのこと。
個人的見解:ゴラン高原は分水嶺です。
イスラエル、パレスチナ地域どちらにとっても水源です。
また、非常に高い地域にあるので、この地からみるとイスラエルの領土が丸見えらしいです。
というわけで戦略的要衝なわけですね。
拘る理由はそういったところのようです。
。