19/4/18~2~スプリント・Tモバイルの統合に司法省反対か/3月中国固定資産投資/3月中国鉱工業生産指数/3月中国住宅開発・販売統計
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/4/18~1~ピュブリシスがアライアンス・データのエプシロン部門買収へ/J&J決算/バンカメ決算ネガティブ/NAHB4月改善するも僅か
米司法省、スプリント・Tモバイル合併計画に懸念
スプリントとTモバイルの合併計画に司法省が反対のもよう
統合すれば米国の移動体通信大手は3社に再編されてしまう
日本でもそうだが、3社寡占は価格高騰を招き、消費者の利益にならない。
スプリントとTモバイルは合併に向けて活発なロビイングを行ってきたことが知られているが(わざわざトランプ大統領のホテルを使って)
こうしたやり方でもなかなか解決できない問題があるもよう。
中国不動産投資・住宅販売統計~2019年3月
中国の不動産開発と不動産販売の統計が発表された。
一言で言ってしまえば、開発主導である。
販売面が非常に弱い。
とりあえず、住宅投資が行われれば大量のセメント、鉄、ガラス、塩ビなど資材が動く。
当面の景気対策としては有効にみえるが、問題は最終需要がどうなるのか、だろう。
中国2019年3月固定資産投資
中国の固定資産投資の統計が発表された
一言でいってしまえば、政府主導ということ。
また、鉱工業が伸び鈍化し、三次産業のみ加速
もちろんそれは産業構造の変化を受けたものだし、悪いことではないのだけれど
目下注目されている製造業の低迷からの脱却時期はいつなのか?という点については、答えを出していない。
数字よりも中身を見るべきだろう。
中国2019年3月鉱工業生産指数
中国の鉱工業生産指数が発表された。
驚くほどの高い伸びとなっている。
中身をみていくと、住宅・インフラ開発向け資材などの伸びが急激に上昇。
とくにセメントなんて、前年同期比22.2%増である。
鉄鋼も11.4%増、化成品も12.6%増と好調。
自動車の生産に下支えが見え始めているのはポジティブだが、やや全体的にかさ上げされすぎな印象も受ける。
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