19/5/30~2~三洋化成と日本触媒が合併へ/ファーウェイ宛て荷物をフェデックスが米国に転送していたことが発覚/米、為替操作国リストに中国加えず/中国、レアアースを武器として利用することを示唆
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
前回はこちら:19/5/30~1~AMD、Ryzen 9 3900Xを発表/初のチップレットアーキテクチャ採用/新チップセットX570はPCI Express 4.0対応/Radeon GPU『Navi』も発表
中国、レアアースを対抗手段にする準備進める-米国との貿易戦争で
中国がいよいよレアアースを貿易戦争の手段にする方針を明確にし始めたと騒がれている。
これは、中国の政府系メディアが示唆したというもの。
個人的見解:twitterで予想した通りの展開になってきた。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1129057971139272704
中国はレアアースの一大生産拠点。
レアアース自体はさほど珍しいものではなく、世界中に良質な鉱山は散らばっている。
ただし、生産に伴う環境汚染への対策が厳しく、この点で環境汚染対策が緩い(戦略的に緩く設定してきた)中国に世界は依存してきた。
仮に中国の代替として別メーカー(たとえばライナスなど)から購入するとなれば、かなり高い金額で買う必要が出てくるはず。
それはエレキだけじゃない、建材やらなにやら、あらゆる商品の値上げに繋がる。
⇒【統計】レアアース(希土類)の生産量と埋蔵量 国別シェア【グラフ】
米為替報告書、中国の為替操作国認定見送り-日本の監視継続
アメリカ財務省による年に二回の為替報告書
今回も為替操作国認定はなかった。
監視国は日本、中国、ドイツ、アイルランド、イタリア、韓国、マレーシア、シンガポール、ベトナム
インドとスイスは外れた。
個人的見解:ただ、今回基準が変更されたことには注意。
為替介入の期間について8⇒6になったほか、
経常黒字の対GDP比が3⇒2%に変更
また、これまで財の貿易額上位のみをターゲットにしてきたのに対し、対米貿易が年間400億ドルあるすべての国がターゲットになっている。
つまり、これまでよりも小さな国もターゲットになりやすい。
ファーウェイがFedExとの関係見直し、誤配送を問題視
フェデックスがファーウェイ宛ての小包を無断で米国に迂回していたとのこと。
これをファーウェイが問題視
フェデックスは誤配だったと言っているが、複数回だったようで、
中国国内ではフェデックスは米当局の手先なのではないか、との疑いが浮上しているもよう。
おむつ原料首位の日本触媒、三洋化成と経営統合
日本触媒と三洋化成が経営統合へ
両社ともにおむつの吸収剤SAPの大手
かつては我が世の春を謳歌していたこの業界だが、近年はアジアメーカーが猛烈なシェア競争に走っていて薄利になってきている。
個人的見解:この統合、次世代電池部材開発などでも期待できる可能性。