日本版カジノの推進者に逮捕者続出の恐れ~プレサンス山岸忍社長は横領で逮捕、秋元司議員は外為法違反容疑で家宅捜査
日本版カジノ推進者内部で政治的内ゲバ?
日本政府が推進する統合型リゾート施設(IR)こと日本版カジノですが、ここにきて周辺で逮捕者が続出してきています。
まずは大阪にカジノを誘致しようと奔走してきたプレサンス社長山岸忍社長。
この方は学校法人「明浄学院」を巡る土地取引において、裏金として会社のカネを利用したとして、業務上横領の容疑をかけられています。
「業績伸ばすため学校の土地欲しかった」プレサンス社長供述 明浄学院横領事件
自分は法律に疎いため、これが横領にあたるということを知りませんでした。
会社の業績拡大を目的として、裏金として利用するために個人名義にして貸付て、返してもらったという事案でも、横領罪は成立するんですね・・・知りませんでした。
とりあえず、個人的にこれはプレサンス社長が目的ではないとみています。
この人の周辺の資金の流れを追って、他政治家なり有力者との関係を探ろうとしているのではないか、とみています。
IR推進派であるその某有力者にプレッシャーをかけるために特捜部が動いたのではないか、と妄想しています。
その背景には高度な政治的な圧力があった可能性すらあるのではないか、と妄想しています。
実際に何があったのかは自分達下々の者にはわかりませんが、なにか上の方でキナ臭いことをやっているなぁと感じます。
とりあえず、これが1件目。
もう1件目はこちら。
IR参入めぐり資金移動か 特捜部、秋元司氏の元政策秘書らを事情聴取
日本にカジノを作ろうと計画していた中国企業が資金を違法に移動。(外為法違反)
その中国企業と懇意にしていた秋元司衆院議員の関係先が捜査対象になっているというものです。
この記事を書いている時点では、秋元司衆院議員は逮捕されていません。あくまでも捜査対象になっているだけです。
とりあえず、自分は政治に疎いため秋元司衆院議員という方をよく知りません。
いろいろと調べたところ、秋元司衆院議員は日本版カジノ推進派とのこと。
今回やり玉に挙がっているのは中国企業ですが、中国企業に限らずいろいろなカジノ関係者とのつながりがあり、積極的に複数の候補地を推してきた人物のようです。
プレサンス山岸忍社長と秋元司議員の一件からみえること
どうも個人的に、この2つの事件が重なって見えます。
事件のタイミングが良すぎます。
誰かが、IR推進議連(国際観光産業振興議員連盟)の議員たちに対し、
「あまり出しゃばるなよ」
と圧力をかけているように感じます。
「カジノ誘致先は上で決めるから、黙っとけよ」
と言っている声が聴こえてくるかのようです。
カジノは凄く大きなカネが動きます。
建設時にも動きますし、稼働し始めたらもっと動きます。
日本人から巻き上げたカネは海外に流れますが、そのカネの通り道を狙って海外の大手カジノグループが集まってきています。
いろいろと恐ろしい状態になっています。
おいしい話なんでしょうが、近寄らないのが吉ですね。
くわばらくわばらです。
以上。