米国政府によるTikTok規制はメディア統制が目的だと思う件
米国政府がTikTok規制へ~米国内事業の売却、閉鎖を命令か~
米国政府がTikTokの米国事業閉鎖、もしくは売却を求めています。
トランプ大統領じきじきの命令のようです。
足元でMicrosoftへの売却交渉が進んでいるとか、それすらもトランプ大統領は拒否しているとか、いろいろと情報が錯綜しています。
とりあえず、米国事業の売却命令は本当のようです。
中国政府による米SNSへの規制を批判していた癖に、TikTok規制を正当化する愚
米国政府の主張は、ダブルスタンダードも良いところだと思います。
米国政府は、中国政府による米SNS企業への規制を批判していたはずです。
twitterやFacebookが中国国内で規制されていると批判してきたはず。
Googleの検索エンジンが中国でふつーに利用できないことを批判してきたはずです。
米国政府は自分達に都合が良い時だけネット規制を批判しておいて、都合が悪くなるとネット規制をしようとし始めています。
まるで話になりません。
米国政府がTikTok規制をしたいのはメディア操作のためか?
米国政府はTikTok規制の目的を
「個人情報を中国政府に流すからだ」
としています。
この主張、鵜呑みにするのはバカだと思います。
米国政府の主張は、常に本音と建前があります。
米国政府のホンネは、メディア操作をしたいから・・・そう自分にはみえます。
こんなことをいうと
「SNSを操作するなんて無理だ」
という人がいるでしょう。
でもそれは違います。
端的にいえば、フェイクニュースとアカウント管理で、いずれSNSは操作されまくる社会になります。
フェイクニュースというレッテル貼りで言論統制する社会
「フェイクニュース」というワードは、為政者にとって非常に都合のいいワードです。
自分達に都合の悪いニュースをフェイク、デマだと定義して、削除するようにSNS各社に要請すればいいんです。(コロナ情報でZerohedgeがされたように。)
従わないSNSは、デマを流すメディアだとして規制すればいい。
そう、TikTokが規制されたように。
TikTok規制は、まさにそうした官によるネット支配のための布石だと自分にはみえます。
いずれ、SNSはAIだらけになります。
政治的思惑に沿ったtweetを自動生成して投稿するAIが開発されるでしょう。
アカウントの主が人間であるかAIであるかわからないような状態になると思います。
そうしたAIアカウントがどんどんディープフェイクな動画をリツイートしまくる社会がやってくる。
しかもそれを、現代版満鉄調査部のような政府お抱えの連中がばら撒く。
たぶんそんな時代がやってきます。
既にそんな時代に足を踏み込んでいる状態だと自分はみています。
そうした情報統制をやるにあたり、他国資本の企業はやりにくい・・・
米国政府としては、自分達の意に沿った情報を流すメディアであって欲しい。
だから、SNS運営企業や、検索エンジン運営企業に対して、あれこれと口を出しているのだと自分はみています。
ネット社会に対する官の介入は、ネット社会を死に追いやることになります。
中国政府によるネット規制を批判してきた人達は、米国政府によるネット規制も批判すべきです。
そしてみんなでテレグラムを使ったら良いと思います。