備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
昨晩のNY市場は雇用統計、ISM製造業指数の強い数字を受けてリスクオンの流れ。ここもと連騰してきた公益株が大幅に売られたことと、フィリップモリスインターナショナルPM、キャンベルスープCPB、ケロッグK、JMスマッカーSJM、ブラウンフォーマンBF-Bなどノンシクリカル消費財や食品が軟調だった以外は全面高。アルファベットGOOGL、マイクロソフトMSFT、アップルAAPLなど大手情報関連が買われ、インテルINTC、アプライドマテリアルズAMAT、マイクロンMU、エヌヴィデアNVDAなど半導体、半導体製造装置関連も強い。強い景気指標を受けユニオンパシフィックUNP、ノーフォークサザンNSCなど鉄道株も強く、夏場の消費拡大を期待してフィリップス66PSX、マラソンペトロリアムMPCなど石油精製、販売企業も強く推移。米10年債利回りも2.9%に乗せ、金融株もしっかり。
ここもと進んできた「新興国売り、米国買い」「株式売り、債券買い」のながれのうち、「株式売り、債券買い」だけが終わったことを象徴する相場にみえる。
とりあえず、素直にリスクオンした方が後悔しないのではないかと予想する。
9時54分
ユーロ圏製造業PMI、5月改定値は55.5 15カ月ぶり低水準
ユーロ圏製造業PMI改定値 55.5 前月56.2から低下 一年三カ月ぶりの低い水準
新規受注の伸びが1年7カ月ぶり、雇用は1年2カ月ぶりの低水準
個人的見解:特にドイツなど製造業で落ち込みがみられます。サプライチェーンの混乱が一部で起きています。もしかすると、トランプ政権によるRUSAL制裁などが影響した可能性もあるのではないかとみていますが、実態はわかりませんん。
中国証券監督管理委、MMFの規制強化へ 現金償還額を制限
中国証券監督管理委員会CSRCがMMFへの規制を強化するそうです。
1日あたりの現金償還額に上限がかかるそうです。また、ネットを通じたファンド流通への監督を強化するとのこと。
個人的見解:これはアリババとテンセントに影響があると思います。余額宝(ユエバオ)と理財通は、MMFみたいなものです。
BRIEF-4月の米建設支出、前月比+1.8%(予想:+0.8%)=商務省
住宅の伸びが4.5%増、1993年11月以来の高い伸び。かなり強いです。
BRIEF-5月の米ISM製造業景気指数は58.7 (予想:58.1)、前月は57.3
5月米ISM製造業
景気指数は58.7 前月57.3
価格指数は79.5 前月は79.3
新規受注指数は63.7 前月61.2
雇用指数は56.3 前月54.2
個人的見解:強い。非常に強い。文句なしに強い。あとは利上げに耐えられるかどうか、その綱引きになるんでしょう。
Trump blasts Canada over trade, hints at lumber action
カナダ政府が米国に対する関税対抗措置を表明したことに対し、トランプ大統領が噛みついています。どうやら、林業、木材業界に対するさらなる関税を考えているそうです。
個人的見解:カナダの木材は一旦アメリカに運ばれ、アメリカの工場で加工されて日本など消費国に向かいます。もしもカナダからの輸入に関税をかければ、苦しむのはアメリカの方だと思います。というか、もし関税が導入されると国内の需要家も非常に困ることになります。住宅着工などにも影響してくるでしょう。
独運輸相、ダイムラーに4800億円の罰金を警告 排ガス不正で
個人的見解:凄まじい金額です。このほかにも、ダイムラーは反トラスト法違反でも調査を受けています。