備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
13時5分
ソフトバンク、副社長3人体制に ゆうちょ銀の佐護氏ら
個人的見解:ゆうちょ銀のインハウス運用部隊を組織してきた佐護氏ですが、実働する前にソフトバンクに移ってしまいました。ソフトバンクでの仕事がどのようなものになるかはわかりませんが、今度は実際に成果が出るところまで在籍してほしいものです。
China boosts financial support for small firms, green economy with …
中国人民銀行PBOCは、中小企業や農業セクターの支援を強化するため、中期貸出ファシリティーMLFによる補償範囲を拡大する方針を発表。、これまでの国債、中央銀行手形、地方債、AAA格付け社債以外にも、今後は小規模企業への農業金融債、環境債、高格付け融資なども担保の対象にするとのこと。
個人的見解:これの目的は二つ。ひとつは3農の資金繰り支援。融資平台の資金繰り不安が広がっているため、これを改善する目論見。ふたつめは、環境債の市場を広げること。クリーンエネルギーの普及に軸足を置きたい政府としては、環境債の担保価値を引き上げることで普及を促したいのだと思われます。
ペトロブラスCEOが辞任、ストライキ受け自由市場の方針に非難の声
ブラジル石油公社ペトロブラスのペドロ・パレンチCEOが辞任しました。ここまでの流れを整理すると、以下のようになります。
原油価格高騰→ディーゼル油高騰→トラック運転手がストライキ→国が妥協案としてペトロブラスにディーゼル油の引き下げを指示→ペトロブラス従業員がこれに反対してストライキ→ペドロ・パレンチCEO辞任
お疲れ様としか言いようがありませんw もはや政治マターですから仕方ありません。
BRIEF-5月の米自動車販売、年率1691万台=オートデータ
米自動車販売:5月は予想上回る-SUVやピックアップが好調
季節調整済み年間さんで1691万台の販売
個人的見解:ピックアップトラックなど小型トラックが全体の2/3を占めています。小型車、普通乗用車が売れていません。トヨタ、日産は年率マイナス成長です。逆に、ジープが好調なフィアットクライスラーがトヨタにかわって3位を窺っています。
【電子版】英アーム、新チップ「Cortex-A76」発表 ノートPC市場に参戦
ARMがノートPC向けチップに参入だそうです。個人的には、迷走しているなぁという印象ですが。
ソニー、最高解像度の有機ELディスプレー量産 0.5型で1600×1200画素
VR向けヘッドセットなどに使うそうです。応答速度、解像度などの面からみて最適だとか。
大ガス、電気代値下げ 関電対抗で3―4%
以前書きましたが、大ガスのプランは関電よりも微妙に使いにくく、競争力が無いように感じます。このままですとマズいと思います。
0時07分
個人的見解:1日午前の買い入れオペ減額ですが、なぜこのタイミングで行ったのかが自分にはよくわかりません。減らしていきたいのはわかります。でもなぜ今なのか。とりあえず、円高株安が進まなかったことから日銀の自由度は増しました。もう一段あるはず、とみるのは普通の感覚だと思います。
JPモルガンCEO:景気拡大はまだ続く、野球なら現在は「6回」
個人的見解:アメリカ景気を見る限りでは、そのとおりです。先日のISMと雇用統計をみても(建設関連の統計をみても)、どう考えても曇りがない。S&Pは値固め終了でもう一段高を目指す可能性があります。はっきりいって、もうそろそろ休みたいと思う水準ですが、ついていくしかないのでしょう。とりあえず銘柄としては、時価総額上位の人気のある銘柄を選べばいいと思っています。GOOGLとかは悪くないかなぁと思ってます。
グロース氏:今週被った大きな損失、イタリア巡る懸念が要因
債券ファンドが一日に3%も下落するというのは、よほどのメルトダウンが起きない限りは普通はありえないことなんですが、それが起きました。ちなみにビル・グロスのジャナスは、第一生命が関係会社化しています。運用のコツを学ぶために出資したそうですが、ちょっと微妙な気がします。
EU:米中両国をWTO提訴、中国の技術移転慣行を問題視
個人的見解:EUが知財分野の扱いについて中国をWTO提訴です。意外感がありますが、米中のどちらにも与しない、中立を保とうというシグナルにみえます。
コラム
トランプ大統領が北朝鮮NO.2金英哲・党副委員長と二時間会談 6月12日にシンガポールで金正恩と会談へ
「朝鮮戦争終結も協議した」 トランプ氏の発言全文
個人的見解:発言内容纏めます。
1.北朝鮮との会合は一度では終わらない。→段階的な非核化に同意する可能性高い
2.北朝鮮の発展を願っている。日本や韓国も深く関与している。→日本と韓国はカネを出せよ
3.北朝鮮NO.2との会合に二時間を費やす→通常、米大統領が他国の元首でもない人とここまで話すことはない。よほど米国にとって美味しい内容だったはず。ということは、中国にとって不都合な内容かもしれない。1つの可能性としては、北朝鮮が米軍撤退を求めない可能性がある。
4.人権問題については話し合われていない→「それは過去のこととして流せ、北朝鮮にカネを出せ。」とアメリカは日本に言うはず。それに応じれば政治的に自民党は苦しい。逆に応じなければ、非核化を中断する口実を北朝鮮に与えることになりかねず、日本が悪者にされかねない。非常に難しい立場に日本が置かれている。
5.北朝鮮は制裁解除を要求している→制裁はかなり効果を発揮している
6.北朝鮮に資金支援を日本、中国、韓国が行う。日韓は北朝鮮から近いが、アメリカは遠い。→戦争になって困るのは俺たちアメリカじゃない。戦争回避のための負担は韓国と日本がやるべき。
7.12日に朝鮮戦争を終結する可能性→これはなさそう。「戦争が終結したらそれは完全な終わり、二度と始まらない」とまで言っている。すぐに終わりにしたらカードがなくなる。
8.金委員長の体制保証について→保証できるようにするそう。人権とかどうでもいいっぽい。アメリカの今まで政権の主張を根本から覆す主張。
9.追加制裁は交渉決裂までは発動しない→交渉決裂してもあくまでも追加制裁だけ。軍事攻撃はないらしい。
10.最後に、「まだ書簡はあけていない。中身をみていない」とトランプ発言→書簡を見もしないのに「良い書簡だった。」と記者会見最初の方では言っている。辻褄があわない。無茶苦茶だ。
ようするにトランプ大統領は、北朝鮮の金正恩書記長と和平交渉をすすめたくてしかたない。
完全に交渉のペースは北朝鮮にある。
北朝鮮の今までの蛮行はすべて水に流して、核とミサイルを手放すなら和平を結びましょう・・・
復興資金は日本と韓国がたっぷり出してくれるよ。体制保証もちゃんとするよ。
というのがトランプ大統領の主張。
そのさい、ミサイルの放棄に関しても、北米大陸まで到達するミサイルは手放すように交渉するけれど、日本、韓国へ到達するミサイルの撤廃までは要求しないと思われる。これを手放してしまうと、北朝鮮としても外堀を埋められることになるので、絶対に手放せないはず。もし手放すと合意したのなら、実際には北朝鮮が嘘をついている可能性が高い。
とりあえず、日本と韓国は出汁に使われてしまっています。
それでもアメリカについていくしかないのが、日本と韓国なのでしょう。
おつかれさまでした。