2018年6月3日の相場雑感
まずは、前回のおさらいから
前回の記事で、おいらはTOPIXについて以下のような見通しを立てました
その後の推移が以下です。
わかりにくいかもしれませんが、当たっていたことがわかると思いまっす。
前回の記事のタイミング(5月14日)で
だいたいこういったタイミングでは、経験則的には 70~75%程度が大幅安 20%程度が微妙に安い 5%程度が上昇 といった感じで推移してきました。
と書きましたが、まさにこの経験則が当たっていたことがお分かりいただけると思います。
相場は確率の勝負、確率の高いときにだけ張れば、そうそう負けることはないということ!
とりあえず、これが一つ目の予想。
当たるべくして当たった予想。
もう一つの予想は、5月17日にたてたS&P500に関してのものですが、こちらは以下のように推移しました。
とりあえず、前回の予想をごらんください。
自信がなくなってきたあああ\(^o^)/
と書いているとおり、自信はありませんでした。確率的には、予想した範囲に収まるのは6割強程度だったからです。
さて、その後の推移はどうだったかというと・・・
確かに、予想のあとで一旦は大きく下がりました。
イタリア政局を材料にした売りです。欧州系の各種統計も芳しくなく、またイタリア国債が売られたことで欧州系の銀行(特にドイツ銀行)への売りが集まり、市場全体に嫌な空気が流れたのが、このタイミングです。ぶっちゃけイタリア政局だろうがなんだろうが関係なく、このタイミングで何か材料が出れば悪材料視されるだろうというタイミングでした。
パターン的にも、テクニカル指標的にも、材料的にも、まさに売られて当然な日でした。
おいらはこの日、がっつり落ちるなら売りのせていこうと思っていました。
ところがです、どうも日中足がおかしい・・・おもったほど下がらないのです。小まめに買いが入っていて、売り崩す主体がいないのです。
これがその日の日中足です。
とくに引け前30分・・・俗にいうスマートマネーが動く時間にスススッと上がっていくじゃないですか・・・
おいらは、これをみて、諦めました。
翌日、Twitterにギブアップ宣言を出しました。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1001836008881586181
とりあえず、アメリカは下値に自社株買いがたっぷり入っている感じで、なかなか崩れません。
特に今年は、トランプ減税によってキャッシュが有り余っている。自社株買いがやりやすい。時価総額上位の銘柄のキャッシュフローが大きすぎて、崩れるような状況になさそうにみえます。
アメリカ株のバリュエーションは、銘柄によっては相当高いですが、
ここもとの下落で、他の銘柄はだいぶ株価がこなれてきました。
上は今期予想PERで色分けされたヒートマップです。
バリュエーションが高い銘柄は高いなりの、低い銘柄は低いなりの理由を織り込んでいるようにみえます。
チャート的には、マイクロソフトMSFT、アップルAAPL、アマゾンAMZNなど情報関連や、ビザV、マスターカードMAなど金融決済、ユニオンパシフィックUNP、CSXなどの鉄道銘柄が高値追いを始めています。
本来ならば高値追い銘柄を素直に買っていくべきなのでしょうが・・・個人的には米国株は休みたいところです。子育てしながら日米中香のダブルヘッダーを続けるのは疲れました。アルファベットGOOGLを少しばかり買いポジってる以外は全部とじてます。
日本株は、ここもとの決算発表で大きく噴いたあと、調整を入れている銘柄は買いだと思います。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1002052738883076096
個人的にも某銘柄をポジってます。下げたところを買い、って感じでポジを増やしてます。上値は、たぶん他の大人の方が追いかけてくれるでしょう。某電子部品株です。
本来であればシクリカルセクターを買っていくべき時期ではありませんが、たぶん、大丈夫だと思っています。
とか言いながら、投げるときは投げるんですけどね(笑)
中国、香港はここもと調整していますが、たぶん見直しが入ると思います。
安いですから、とにかく。
他の新興国と比べて魅力的です。
某空港株と某再エネ株、某ガス株を保有しています。
とりまそんな感じで、個別銘柄でイケそうなものだけ選んで回してます。
全体相場の予想は、今回は行いません。そのタイミングではないと思います。すべての方向に可能性が分散していますから、あまり予想を立てても仕方ないかなと思います。
以上です。