こんにちは、中卒くんです。
中卒くんは基本的にめっちゃ悲観論者です。
ここ二週間ほど、世界経済の勢いが急低下していることを示す統計が相次いでいるので、なんだかとってもワクワクしてます。
先日も以下の記事で書きましたし
他にも、
- 1月の米新車販売、1%増 トヨタ・日産好調 不透明感ぬぐえず
- 全米リアルター協会 1月中古住宅販売仮契約指数 前月比4.7%減(予想+0.5%)
- シカゴ購買部協会景気指数PMI 予想64.1 結果61.9(昨年8月以来の予想値割れ)
と、芳しくない結果が続いています。
たしかにまだPMIは50割れではありませんから、景気は拡大基調を維持しているとみることもできます。
ただ、勢いが低下しているのは確かなんです。
アメリカの株価はバリュエーション面からみてあまりにも高すぎます。
モメンタムの低下が命取りになる可能性を俺は予想しています。
とりあえず、以下のS&P500種の超長期チャートをみてみましょう
サブプライムローン問題による暴落後、二倍以上どころか三倍返ししそうな勢いです。
これをみて、
まだまだいける!
と感じたあなた・・・
あなたは生粋のギャンブラーです。ビットコインや仕手株向きです・・・かっこいいです。あこがれます。加藤暠も真っ青です・・・
けれど、たぶんふつうの株式市場の参加者は、もう少しペシミストだと思います。
たとえば俺は、こんな感じでイメージしています。(黄金比だとか考えてません。ただただ自分の感覚です。特徴的な過去の下げのピークを中心にベジェ曲線で結んだだけです)
この二つの線で囲まれたあたりが居心地がいい水準だろうなぁと感じます。
つまり一旦株価が崩壊したならば、まずは1900~2100を目指す動きになり、さらに状況によっては1400~1600あたりまで落ちることも想定に入れておくべきだと考えています。
以下の記事にS&P500のPSR(株価売上高倍率)の推移を載せてあるので見ていただきたいのですが・・・
S&P500種のバリュエーション、ドットコムバブル期のピークに接近
これをみると、概ねS&P500のPSRは1.5あたりがフェアバリューにみえます。
そして、現在は2.25あたりです。つまり
1.5 ÷ 2.25 × 2717.40 = 1811.6
がフェアバリューということになります。
つまり、プラマイ400なら1411.6~2211.6ということです。
さきほどグラフで囲んだあたりと大きくは外れていないと思います。
下げ相場は、恐怖感が恐怖感を呼びます。
買い残の整理がなかなかつかず、投げがダラダラ続いて底がみえないこともあります。
そういった展開になった場合には、下値は1400程度まであると思います。
とりあえず、ついでなので直近のチャートも載せておきます。
2700を割ったら次のめどは2530あたり。
2500を割ったら、先ほど書いた2100あたりのところまでフリーフォールとみています。
とりあえず、主戦場はアメリカです。
次点でアメリカの倍で動く日本市場です。
他の市場は添え物でしかありません。
買い方はびびっています。
他人の不幸は蜜の味です。
相場の一番のたのしみタイムです。
by中卒くん