S&P500
米10年債利回り
WTI原油
前営業日→2018年12月6日 米国株式市況概況
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000ともに大幅安。
前日の下値からの戻りを帳消しにするような下落で、日足でみるとイッテコイな展開にちかい形。
引き続きファーウェイショックの影響が残るなか、じりじりと下値を試す展開。
この日朝方に発表された雇用統計は雇用者数の伸びが予想より低く、利上げ打ち止めが近いことを示唆する内容なれど、賃金の伸びは高止まりしており、どちらともいえない内容で材料としてはフラット。
この日の下落でアップルAAPLなどは直近下値を割ってきており下落トレンドを継続。
セクターとして上昇しているのは公益くらいなもので、あとはほぼすべて下落。
OPEC減産の報を受けても原油関連はあまり動かず、景気減速の報を強く意識している流れ。
週間でみると、原油安を好感するはずの輸送株セクターが8%程度下がっており、景気後退を織り込むような動きとなっている。
合算出来高は87億株。
ふたたび来週は下値を伺いながらの展開か。
戻りは売り、抜けるまで待つ、が得策に思える。