ソフトバンクがファーウェイ(華為技術/Huawei)製の既存基地局も排除へ
ソフトバンクがファーウェイ(華為技術/Huawei)製の既存基地局も排除し、エリクソンとノキア製に切り替えへ
ソフトバンクが政府の暗黙の要請に従う形で、ファーウェイ(華為技術/Huawei)製の通信機器を排除するということです。
今回の発表では5G向けの通信機器だけでなく、既存の4Gの通信機器も排除し、代わりにエリクソンとノキア製に切り替えていくとのことです。
なお、ファーウェイ(華為技術/Huawei)排除でエリクソンとノキアが潤うことになる、との見立ては当ブログでは既に3カ月前、9月12日の段階で予想していました!\(^o^)/おめでとー!\(^o^)/あたったー\(^o^)/
通信基地局市場シェア1位のファーウェイ(華為技術/Huawei)排除で通信会社のマージンは悪化へ
なお、ファーウェイ(華為技術/Huawei)排除で予想されることは、通信各社のマージン悪化です。
4G向けの通信機器設備はファーウェイがトップ、ノキアとエリクソンがそれに続く流れとなっています。
トップのファーウェイが消えれば、ノキアとエリクソンの寡占化が進み、暴利をむさぼることが予想されます。
これは通信各社の設備投資費用を引き上げマージンを悪化させるか、消費者の通信料金に跳ね返ることになるはずです。
ソフトバンクはファーウェイ(華為技術/Huawei)排除で日米政府にゴマすり
今回のファーウェイ(華為技術/Huawei)排除は、もとはと言えばアメリカ政府の要請です。
それを日本政府が受け入れて、暗黙の命令という形でファーウェイ排除に動き、ソフトバンクがそれを受け入れたという形になります。
ソフトバンクはアメリカでスプリントとTモバイルの合併を模索しており、この点でアメリカから目を付けられたくないと思ったのでしょう。
また、総務省にゴマすりすることで通信料金引き下げへの圧力を少しでもかわしたいとの思惑もあるかもしれません。
ファーウェイ(華為技術/Huawei)製5G通信機器排除で技術レベルも低下?
ファーウェイは5G通信技術において、様々な特許を保有しているといわれています。
世界の特許出願件数や研究開発費ランキングでもファーウェイはトップテンに入る企業です。
その技術の多くが利用不可とされる可能性があり、これは日本企業だけでなく世界的にも損失になる可能性があります。
とりあえず、今回のファーウェイ(華為技術/Huawei)排除の流れが広がるようですと、世界的に大きな問題となりそうです。
注意していく必要があるでしょう。
以上です。