化粧品関連銘柄からみる、中国消費の底堅さと二極化

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化粧品関連銘柄からみる、中国消費の底堅さと二極化

 

ここもと、化粧品関連企業が決算を発表していますが、中国事業がまったく衰える気配をみせていません

 

まずエスティローダーに始まり、コティ、資生堂、ロレアルなどと主要企業が続々と決算発表をおこなっています。

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期間としては昨年10~12月の決算ですので、ちょうど中国の経済統計が急激に悪化した期間にあたります。

そして、それが世界経済にも大きく影響し始め、事の重大性が株をやらない人たちにも広まってきた時期でもあります。

そんなわけで、中国の消費動向を占うために、多くの人達がこれらの企業の動向を眺めていました。

しかし、まったく衰える気配がない。

UPDATE 1-資生堂が過去最高益、社長「中国は減速感まったくない」

Coty Inc. Reports Second Quarter Fiscal 2019 Results

Asian demand boosts L’Oreal cosmetics sales

Estée Lauder raises full-year forecast on strength in skincare, China

 

 

 

公式統計では化粧品関連の小売落ち込みを示していたはずだが・・・

政府発表の統計では、小売りの現場で化粧品関連の消費拡大ペースが落ち込んでいるはずなんです。

中国の小売統計で化粧品と宝飾品の販売が激減している件

ですが、これら決算をみると、まったく印象の違ったものがみえてきます。

とりあえず、公式統計で出ているのとは、まったく別の景色が決算には出ています。

なぜでしょうか。

 

 

中国では高級化粧品が売れている?

個人的には今回の決算にはキツネにつままれた気分です。

全く理由がよくわからない。

ただひとつ言えることは、各社とも最高級ブランドなどはよく売れている。

ちょっと売れただけでマージンたくさん稼げるようなものが売れている。

とりあえず、中国の統計では安物から高級ものまで纏めて眺めるので、このあたりの雰囲気をつかみ切れていないのではないか、とみています。

まさか政府がわざわざ低い統計を出す必要もありませんし。

 

 

 

中国では、化粧品だけでなく、クルマも高級車の方が売れている

車もそうです。

中国の統計では車の生産と販売が前年比20%弱減っていると出ています。

しかし、トヨタのレクサスは非常によく売れている。

今回、トヨタのQ3決算を牽引したのはレクサス販売です。

逆に、現地の安物自動車が売れていない。

中国の消費の現場では、高いものは売れるけれど、庶民が背伸びして買っていたものが売れていない、という感じかもしれません。

 

 

とりあえず、化粧品や自動車販売動向からみると、中国貧富の格差は拡大中

というわけで、ざっくりとしたまとめになりますが、中国の消費の二極化をみると、中国の所得階層は富裕層と低所得層に二極化していっているように思われます。

現在、株価が下がって逆資産効果が出やすい環境ですら高級品が売れるんですから、この逆に上昇したら、かなりの格差に繋がるような気がします。

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以上です。