ピラミッディングをする意味

ピラミッディングをする意味

 

 

質問箱に以下のような質問をいただきました。

資金が少額の頃もピラミッディングを行っていたか?

という質問です。

いつも質問箱のご利用ありがとうございます。

 

自分でもあまり意識をしていなかったんですが、始めたころはそういえばピラミッディングなんてしていなかったように思います。

以前も書いたように思うのですが、株を始めたころはほぼ勝てる勝負をみつけて、それをひたすら繰り返して稼いでいました。

飽きる作業でしたが、ちゃんと稼げました。

ピラミッディングをするような投資スタンスじゃありませんでした。

 

と、そのまえに、

ピラミッディングとは何か?

について書いておきます。

ピラミッディングとは、簡単に言ってしまえば買い載せです。

あがっていくなかで、買い増していく手法です。

まぁ、相場で食っている人はみんなやってると思います。

 

 

ピラミッディングをする意味とは?

ぶっちゃけ、ピラミッディングをする意味ってあまりよく考えていませんでしたが、質問をいただいてちょっと考えてみました。

自分が考えるピラミッディングをする意味は以下になります。

  1. 自分がその株価水準でも買おうと思えるか、思えないかを確認するため。
  2. (とくに出来高があまり大きくない銘柄では)株価に影響を与え過ぎないため。

とくに2が個人的には重要です。

自分は相場の環境次第で、一日の売買代金が数億程度の銘柄も手掛けますが、こうした銘柄の場合、数千万円分を買うだけで、自分の売買のせいで株価が大きく動いてしまいます。

自分が買ったから株価が強気に動いているのか、それとも他の人達も強気なのかわからない。

とりあえず買ってみて、その後の推移を見ながら追加で入ろう、みたいなポジをとるしかありません。

そうした場合に、ピラミッディングの意味が出てくると思います。

 

 

というわけで、資金量が少ない状態ではあまりする必要はありませんし、出来高売買代金が多い銘柄を扱うとか、指数先物をいじくるのなら、ピラミッディングはさほど意味のないことだと思います。

なお、ピラミッディングの回数を自分で設定している人もいますがあまり意味のあることだとは思えません。

いや、好きにしたらいいとは思うんですが、とりあえず、回数は市場に任せたらいいです。

あまり自分のルールに拘泥しないように、自由な感覚を大事にした方がいいと思います。

 

以上です。