株式の長期投資に向いている時とは?

株式の長期投資に向いている時とは?

 

質問箱に以下のような質問をいただきました。

https://twitter.com/chu_sotu/status/1099975659399479296

 

米中協議が進展して随分と外部環境が良くなってきているが、まだ(株式への)長期投資は無理そうか?

 

という質問です。

いつも質問箱のご利用ありがとうございます。

 

で、個人的にはこの質問は、微妙に答えにくいというか、

答えやすいというか、うまく言えないのですが、

とりあえず、ひとつ言えることは

「本当の長期投資なら、いつ株式に投資したっていいはず」

ということです。

ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、

株式は長期的なパフォーマンスで言うと、

債券やコモディティ、不動産を遥かに凌駕してきました。

しっかりとした企業統治が機能している限りにおいては、

よほどバリュエーションが悪化した環境以外では、

株式がすべてにアウトパフォームしてきました。

その意味で言うと、

「いつ長期投資したっていいんじゃないの?」

ということです。

 

 

ただ、この質問をくださった方は、そんなことを聞きたいわけじゃないでしょう。

向こう数年のスパンで見た場合、いまは値下がりリスクなく、損を抱えずに、上昇して、利益確定できるタイミングか?

ということを聞きたいのではないか、と思います。

 

それは、はっきりいって相場観の問題ですから、各人が勝手に考えて取り組むべきものだと思います。

自分は、自分の相場観を語ることはありますが、人に頼まれて答えるのは好きじゃありません。

自分は、自分の好きなタイミングでバットを振りたいのであって、監督に打っていけとか指示出されるのが好きじゃありません。

そういうのは雇われ人のファンドマネージャーがやればいいことであって、自分はそういうのはしたくありません。

好きなようにさせてください。

基本的に、人から頼られるのが好きじゃないもんで。