【統計】ダラス連銀製造業景況指数~2019年2月
いつもはあまり記事にしないFEDの各連銀指標ですが、
ここもと米国経済にどうにも嫌な雰囲気が出ているので、
とりあえず、書いておきます。
前回のフィラデルフィア連銀に続き、
今回はダラス連銀の発表する製造業景況指数を見ていきましょう。
これまたどうしようもなく弱いです。
ダラス連銀製造業景況指数~2019年2月
ダラス連銀製造業景況指数~2019年2月
拡大ペース鈍化 pic.twitter.com/o1VDw3oklW
— 中卒くん@株 (@chu_sotu) February 26, 2019
拡大はしてますが、拡大ペースは大幅鈍化しています。
このグラフ見て、強気になれますか?
個人的には、無理。
ダラス連銀製造業景況指数~2019年2月
生産、設備稼働率、新規受注が弱い。 pic.twitter.com/Kk2lmKnxHv
— 中卒くん@株 (@chu_sotu) February 26, 2019
ご覧の通り、出荷、設備稼働率、新規受注の3つが弱い。
いっきにおちています。
雇用はめちゃめちゃ堅調ですが。
ダラス連銀製造業景況指数~2019年2月
6カ月先予測 pic.twitter.com/RMpVPlCGHx
— 中卒くん@株 (@chu_sotu) February 26, 2019
6カ月先の予測数値も同じ傾向。
中身に関しては先行き予測数値の方がましとはいえ、どうにも嫌な雰囲気あるなぁと思いますが。
とりあえず、ダラス連銀はエネルギー、化学系の企業が多いテキサスが中心です。
そういう意味で、原油価格の影響を受けやすいという面はあります。
そこらへんを割り引いてみても、この傾向の弱さは、ちょっと嫌な雰囲気があります。
とりあえず、以上です。