【統計】2018年国民経済和社会発展統計公報
今回は、中国の今の生活がザックリとわかる統計
国民経済和社会発展統計公報
の2018年版について、かるくみていきます。
なお、細かい数字や他の統計などについては以下のサイトからごらんください。
中国国家統計局⇒http://www.stats.gov.cn/tjsj/zxfb/201902/t20190228_1651265.html
個人的な備忘録替わりに纏めていますのでわかりにくいところもあるかもしれませんが許してください。
それでは見ていきましょう。
中国GDP成長率推移
【統計】2018年国民経済和社会発展統計公報https://t.co/oLhcEfQ3mS
中国の2018年GDP成長率は6.6%
第三次産業の比率が52.2%に上昇 pic.twitter.com/KASojN5igv— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 3, 2019
中国の2018年GDP成長率は6.6%
第三次産業の比率が52.2%に上昇
なお、書いといてなんだけど、この統計はすなおに信じられない。
直近6.6%成長もしてないはず、との声は多し。
中国消費者物価指数上昇率
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モノ・サービスの価格変化でみると、医療費の伸びが大きい。
続いて教育など pic.twitter.com/wcllwCPHyB— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 3, 2019
中国でいま一番、価格上昇が著しいのが医療費
国民皆保険制度ではない中国では、医療費はサービスの質や病院の人気などに応じて自由に変動する。
二番目に上昇率が高いのは住居
不動産価格が上昇しているというのもあるが、賃貸市場がきちんと出来ていないのも大きいだろう。
三番目は教育関連
中国の名目GDPは日本の1970年代後半あたりから80年代半ばくらい。
当時の日本がそうであったように、中国でも子供への教育熱が高まっている。
中国人の可処分所得と消費支出内訳
2018年の中国人の可処分所得は年率8.7%成長だったが、物価要因を除くと6.5%の伸び
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中国人の生活費の内訳
エンゲル係数の高さは日本の70年代後半から80年代前半とそっくり pic.twitter.com/0LAHASDLgP— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 3, 2019
消費内容別にみると、
食品28.4%
住居23.4%
交通通信13.5%
教育文教11.2%
医療保険8.5%
被服6.5%
などとなっている。
なんだかんだでエンゲル係数がまだまだ高い。
この点から見ても、中国は日本の70年代後半~80年代と似ていると思う。
当時の日本のエンゲル係数も27~28くらいであった。
中国、移動手段別旅客輸送増加率
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移動手段として高速道路による自家用車での移動が減っているのがわかる。
飛行機や鉄道による移動は増えている。
とくに長距離における航空機需要は大きいのがわかる。 pic.twitter.com/qj0SfUMw8F— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 3, 2019
移動手段としては、航空機と鉄道の移動が増えている。
一方で、高速道路などを利用した自動車での移動が減っている。
以上。