SNCラバラン巡るウィルソンレイボールド前司法長官への圧力疑惑でカナダのトルドー内閣から二人目の離脱者

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SNCラバラン巡りジョディー・ウィルソンレイボールド前司法長官へ圧力疑惑~ジャスティン・トルドー首相に大打撃

 

カナダの建設大手SNCラバラン(SNC Lavalin)にリビア賄賂疑惑浮上~ジョディー・ウィルソンレイボールド前司法長官にジャスティン・トルドー首相周辺者が圧力かける

カナダの建設・エンジニアリング最大手SNCラバラン(SNC Lavalin)に、リビアでの石油プラント建設などを巡って汚職疑惑が浮上しています。

これを受け、昨年カナダのジョディ―・ウィルソンレイボールド司法長官(当時)(Jody Wilson-Raybould)が調査に乗り出したところ

ジャスティン・トルドー首相の周辺者が圧力をかけてきたとして、ジョディ―・ウィルソンレイボールド氏が告発を行っています。




 

トルドー首相、ジョディ―・ウィルソンレイボールド司法長官を退役軍人相に降格人事~SNCラバランへの捜査を妨害か~

この件を巡って、ジョディ―・ウィルソンレイボールド司法長官(当時)は断固として不当な要求を拒否。

SNCラバランへの捜査を継続するよう部下に指示を出し続けていたようです。

しかし、こうした反抗も空しく、ジョディ―・ウィルソンレイボールド氏は1月7日、突如として退役軍人相に降格人事を受けることになります。

当時は「いったい何が起きた?」と皆が騒いだものでしたが、その後、ジョディ―・ウィルソンレイボールド氏は辞任。

SNCラバランを巡って捜査妨害を受けてきたことが明らかに。

 

 

SNCラバランの一件を受け、ジョディ―・ウィルソンレイボールド退役軍人相は辞任を決断

ジョディ―・ウィルソンレイボールド氏はこのままではトルドー政権の一員として自身の倫理観も疑われると考えたようで、退役軍人相を辞任することに決めました。

そして、自身の周辺でなにが起きていたのかを明らかにしました。

ジョディ―・ウィルソンレイボールド氏の主張によると、SNCラバランを巡って有利な決定を下すよう、トルドー首相周辺の11人から毎日毎日のようにメールやメッセージを受け取ってきたとのこと。

そして、SNCラバランからは首相周辺に圧力がかけられていたことが後に判明します。

もとよりジャスティン・トルドー首相への支持率は低かったのですが、これを受けていっきに急降下。

野党トップの支持率さえ下回ったとの世論調査(イプソス・リード/Ipsos Reid)も出ているようです。

 

 

SNCラバラン問題でジョディ―・ウィルソンレイボールド氏以外にもトルドー政権離脱者

今回のSNCラバラン問題では、ジョディ―・ウィルソンレイボールド氏の他にも、ジェリー・バッツ首席補佐官(Gerry Butts)、ジェーン・フィルポット予算庁長官(Jane Philpott)が相次いで辞任することになりました。

このうち、ジェリー・バッツ首席補佐官は圧力をかけた側ではないかと思われており、ある意味でトカゲのしっぽ切りのような形に。

ジェーン・フィルポット予算庁長官は、抗議の意味を込めて辞任したことを明らかにしています。

 

 

 

SNCラバラン(SNC Lavalin)とは?

SNCラバラン(SNC Lavalin)は1911年創業、ケベック州モントリオールに本拠地を置く建設・エンジニアリングの大企業です。

年間売上100億ドル、世界で5万人を雇用しているとされ、50か国以上に事務所を置き、160か国で事業をしているとのことです。

カナダ最大の建設企業であり、カナダ国内では9000人を雇用しているとのことですが、今回、この人員をケベックから国外に移転させるぞ、とトルドー首相に圧力をかけていたと言われています。

 

とりあえず、今回の件はトルドー政権にとってはかなり致命的なものになりかねません。

2015年にイケメンで清廉なイメージで首相になったジャスティン・トルドーですが、化けの皮が剥がれてきたようです。

今では、昨年6月のG7首脳会談でトランプ大統領に対して偉そうに物言いしていた頃が懐かしいですね。

講釈垂れてた本人がコレなんだからホント情けない。

トルドー首相と言えば自撮り大好きナルシスト野郎として有名ですが、まぁ、そういう奴にろくな奴はいませんね。

とりあえず、カナダは対中政策、ファーウェイ問題を巡っても紛糾しています。

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さっさと審判を受けるべきでしょう。

以上。