19/3/23~4~廣済堂に旧村上ファンド系レノと南青山不動産が敵対的TOB/ドイツ製造業PMIが急低下/欧州PMIが急低下/米国MMFからここ9カ月で最大の資金流出

19/3/23~4~廣済堂に旧村上ファンド系レノと南青山不動産が敵対的TOB/ドイツ製造業PMIが急低下/欧州PMIが急低下/米国MMFからここ9カ月で最大の資金流出

備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。

このニュースまとめページは日中随時更新します。

概ね4記事ごとにまとめます。

また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。

 

前回はこちら:19/3/23~3~ペトロチャイナ・中国石油天然気、設備投資額大幅拡大/グアイド氏側近逮捕される・ベネズエラ/ロシア疑惑捜査終了/原発支援に補助金検討・経産省


ドイツ製造業PMI速報値、3月は3カ月連続で縮小示す-総合も低下

ドイツの製造業PMIが44.7と驚くべき低さ。

新規受注と雇用が落ち込む。

2012年以来で最低であり、ネガティブサプライズとして動揺が広がる。

サービス業PMIは54.9と、前月55.3より下がったとはいえ、未だにしっかりした動き。

ただ、あまりにも低い製造業PMIは為替市場にも影響を及ぼし始めており、債券市場も長期債がマイナス利回りに落ち込むなど大きく動き始めている。

なお、総合PMIは51.5

 

 

ユーロ圏総合PMI速報値、3月は51.3 予想下回る

製造業PMIが47.6と前月49.3から低下

2013年4月以来の低水準

生産指数、新規受注指数が落ち込んでいる。

サービスPMIは52.7、前月は52.8と落ち着いた動き

総合は前月51.9から51.3に減速

ユーロ圏の牽引役だったドイツ経済にここもと大きな変調が現れてきている。

欧州はすでにマイナス金利を長引かせているが、それでもこの状況。

 

廣済堂が急反発、村上系ファンドのTOBで思惑が台頭

印刷・出版、火葬場ビジネスの廣済堂に対し村上ファンド系の投資会社レノがTOB。

廣済堂の経営陣はMBO、マネジメントバイアウト(経営陣による株式買付)で上場廃止にして旨みを自分達だけでシェアしようとしていたところ、横やりが入ったかたちになっている。

なお、廣済堂経営陣がMBOを目指すにあたり提携しているのはベインキャピタルだが、

創業家一族はこのMBOに反対しているとされ、さらには社外監査役も反対を表明。

いろいろと面倒臭そうなことになっている。

今回のTOB、村上氏個人の資産を運用する南青山不動産とレノが行う。

買い付け価格は750円、買い付け期間は3月22から4月18日まで。

保有比率50%を目指す。

 

 

 

米国MMF、昨年6月以来で最大の残高減少

US money fund assets post biggest drop in nine months: iMoneyNet

アメリカのMMFから資金が流出している。

流れていった先は、株式市場か債券市場か?

ここ数日、どちらも高値を取りにいっている。

債券市場に流れていったのなら、儲かっている。

しかし、株式市場に流れていったのなら、損している。

さてどっちだろう。