19/5/22~2~ペロトン・セラピューティクスをメルクが買収・癌治療創薬ベンチャー/習近平、レアアース工場を視察/メイ首相、再国民投票に向けた採決を実施へ/イラン、低濃縮ウラン製造を加速
備忘録がわりにニュース記事を独断で掻い摘んでまとめます。
このニュースまとめページは日中随時更新します。
概ね4記事ごとにまとめます。
また、のちのち検索しやすいようタイトルに内容を軽く記すようにします。
中国・習近平国家主席がレアアース工場を視察
中国の習近平国家主席が江西省の江西金力永磁科技を視察訪問したとのこと。
中国はレアアースを米中貿易戦争の武器に使うことを示唆か?~江西金力永磁科技を習近平国家主席が視察
これは、米中貿易戦争が激化するならレアアースの禁輸措置をとるぞ、というアピールの可能性が高い。
というのも、かつて鄧小平は「中東にはオイルがある。中国にはレアアースがある。これは優位に働く」みたいな発言をしたことがあり、
実際、尖閣問題で揉めた時には日本企業にもレアアース不足を懸念する動きが広がったりもした。
今回も同様のことになる可能性がある。
ちなみに、中国のレアアース関連株はこの報道を受けてストップ高に上昇しているものが多い。
しかし、よくよく考えてみてほしいのだけど、禁輸措置になったら商売できなくなって儲からなくなるはず・・・
ファーウェイへの禁輸措置でXLNXやAVGOなどが売られているのと同様の展開になるはずなのに・・・おかしな話。
中国金融市場の金融リテラシーはその程度ということだろう。
イラン、低濃縮ウラン製造能力を4倍に 保有上限守らず
イランが低濃縮ウランの製造を推し進めるとのこと。
米国が核合意から離脱したのだから、自分達も守るつもりはないというアピール。
いま、この時期にこのアピールを行う意図はなにか。
たぶん、原油輸入に及び腰な欧州へのアピールだと思われる。
英メイ首相、再国民投票の是非めぐり採決実施の方針 EU離脱案承認目指す
メイ首相がブレグジット問題で大転換
国民投票を再度行うための採決を実施するとのこと
これまでは民主主義に反するとして再国民投票に否定的だったが、やはり折れてきた。
個人的見解:メイ首相はこの提案によって、英国の議会制民主主義を破壊することになる。
目先の経済的損失に目を向けて、より重大な制度の変更を行ってしまう彼女は本当に愚か。
メルク、製薬ペロトン・セラピューティクスを最大22億ドルで買収へ-IPO直前に取得
メルクがペロトン・セラピューティクスを買収へ
ペロトンはIPOするはずだったが、IPO直前に買収。
ペロトンはがん治療薬の創薬ベンチャーで、転移性の腎細胞がんを対象にした経口低分子薬PT2977が治験中期段階
ほかにもPT2567、PT2385などのパイプラインをもっているとのこと。
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