2019年6月5日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
⇒2019年6月4日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500が上昇、ラッセル2000が下落
引き続き、昨日のパウエルプットを材料に株価上昇
通商摩擦が激化してもFRBが利下げで対応するという期待を手掛かりに上昇
この日発表された民間指標、ADPの雇用指数は非常に低い水準
これを嫌気して朝方は弱含みの展開だったが、このことすら利下げ期待につなげる解説が目立っていた。
市場はさように利下げを望んでいるもようで、なかには7月にも予防的に利下げするのではとの観測も出ていた。
(個人的には疑問ですが)
この日、弱かったのはエネルギー関連セクター
EIAの週間在庫統計で原油在庫が積みあがっていることを確認しWTIが下落
独立系石油を中心に関連銘柄に売りが広がる展開
コノコフィリップスCOP、オキシデンタルOXY、ヘスHES、シマレックスXECなど3%超の下落
WSTSの予測をもとにマイクロンMU、ウェスタンデジタルWDCなどSSD関連も下落した。
合算売買高は70.2億株
なお、引け後にメキシコとの合意が破談したことが伝わっている。
この日の売買ではこれを織り込んでおらず、雇用統計前ではあるが、今夜の動向に注目があつまる。
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