東映が「Gロッソ・ヒーローショー」におけるセクハラを認める~MCの中山愛理さんがSNSで被害を告発
中山愛理さんが訴えていた「Gロッソ・ヒーローショー」におけるセクハラ被害、東映が認める
東京ドームシティの「Gロッソ・ヒーローショー」を制作受託している東映は6日、
同ヒーローショーに出演していた中山愛理さんによるセクハラ被害の告発が概ね確認されたとして、
公式ホームページ上にて謝罪を行いました。
中山愛理さんが訴えていた「Gロッソ・ヒーローショー」のセクハラ被害の内容
「Gロッソ・ヒーローショー」におけるセクハラとは具体的にどういったものだったのでしょうか。
中山愛理さんのSNSによると
・入った当初から挨拶無視、握手会中に水をかけて妨害するなどの嫌がらせ
・男性器のあだ名をつけて呼ぶ
・すれ違いざまにおしりを揉む
・避けられない空間で卑猥な質問をする
・胸をもむ
などといった内容とのこと。
「Gロッソ・ヒーローショー」を制作受託している東映エージエンシーの親会社である東映もこうした事実があったことを認めているとのことです。
どうして卒業したかというと、入った当初からの度重なる嫌がらせ(基本的に挨拶も無視、握手会中に水を掛けて妨害する、など)と、セクハラ (男性器のあだ名をつけて呼ぶ、すれ違い様にお尻を揉む、避けられない空間での卑猥な質問や直接的に胸を触る、など)に黙って1年耐えていたら、
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
自分はぶっちゃけ、愛のある下ネタ、おさわりは大好きですし、よくやります。
モーションみたいなもんです。
そういうとこから始まることもあると信じてますし、実際始まります。
その程度の接触、なにがあかんの?って思います。
そういう生き方をしてきた男です。
でも、嫌がらせのセクハラは、やっちゃあかんと思っています。
今回、中山愛理さんが告発したような内容は、とてもとても論外です。
水かけるとか・・・何それ・・・女性として扱ってませんよね。
単なるいじめと同じ。
最低だと思います。
「Gロッソ・ヒーローショー」のMC中山愛理さんにセクハラした犯人は?
なお、今回の「Gロッソ・ヒーローショー」におけるセクハラ問題。
MC中山愛理さんへセクハラ行為を行っていたのは、東映エージエンシーの社員1名と委託先スタッフ5名のあわせて6名とのこと。
スタッフが全体で何人いたのかはわかりませんが、普通、この規模のイベントといえば主要スタッフは10人もいないはず。
そのうちの6人ですから、かなり陰湿な状態だったことが窺えます。
東映もこうした行為を重く見て、厳粛な処分・対応を行うことを約束。
今後はハラスメント講習を徹底していくことを約束するとのことです。
ヒーローショーなのにヒーローらしからぬ行為をスタッフが行っていたというのでは笑い話にもなりません。
厳粛な対応というのは、当然でしょう。
「Gロッソ・ヒーローショー」のセクハラ問題を告発した中山愛理さんは立派だと思う
今回のセクハラ問題、告発した中山愛理さんは本当に立派だと思います。
中山愛理さんは告発した理由をこのように書いています。
「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています。
— 中山愛理 (@EriNakayamaEri) June 23, 2019
「パワハラ、セクハラはただの冗談だから、そういう業界だから仕方ない」と散々言われてきました。お仕事が楽しかったのであれば、本当は余計なことを発信せずに黙って耐えておくべきなのかもしれません。ですが、どんな業界であれ次の世代のために変わらなければいけないと思っています。
まさにその通り。
セクハラに限らず、パワハラでも、残業代未払いでも、下請け叩きでもなんでもそうですが、
「そういう業界だから」
「そういう世の中だから」
で我慢していたら、困るのは次代の人達です。
日本では、とかく「我慢することが美談になる」ことが多いですが、
実際のところは我慢しない方が社会のためになることが一杯ある。
「悪いことは悪い」とちゃんと告発することは、自分のためではなくて社会全体のためにもなるんです。
その意味で、一番のヒーローは中山愛理さん。
この方は、名誉棄損などの法的リスクを負う覚悟で告発しました。
凄い勇気です。
今後のご活躍をお祈りいたしております。
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