2019年9月10日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
米国株式ヒートマップ
S&P500
米10年債利回り
WTI原油
前営業日⇒2019年9月9日 米国株式市況概況~米株ヒートマップ・S&P500・米国債・WTI原油チャート~
昨晩のNY市場はダウが上昇、S&P500とナスダックはほぼ横ばい、ラッセル2000が1%超の上昇となった。
引き続きエネルギーセクターが上昇中
背景には原油価格上昇傾向があるが、そのまた背景にはサウジの権力争いがあると思う。
⇒サウジアラムコ上場に向けて、無理やり原油相場を引き上げてくる可能性に注意~アブドルアジズ王子のエネルギー相就任を考える
またここもとの流れを引き継ぎ、金利上昇を受けて金融株が強く、不動産株に弱気な動きとなる展開。
FAANGなどのプラットフォーマーは司法省調査を嫌気する形で伸び悩み。
ソフトウェア系に比べ、やや出遅れ感のあったハード系、資本財や素材系などが上昇するながれ。
個別には、Appleの新型iPhoneの発表はさほど材料視されなかったが、それでも電子部品セクターはこじっかり。
動画配信サービスを低料金で行うと発表したことの方がやや材料視されて、
競合するネットフリックスNFLXやディズニーDISは下落
JPモルガンが即日決済サービスに参入すると伝えられ、決済サービスの競争激化傾向を受けてビザ、マスターカードが大きく下落。
とりあえず、全体的に資産の入れ替えが大規模に起きている。
合算売買高は80.5億株。