新型コロナウイルス感染による死者数が隠されている可能性に注意
肺炎死亡者の中に新型コロナウイルス感染者が紛れ込んでいる可能性に注意
2019-2020シーズンは、インフルエンザの流行が非常に低いシーズンだったようです。
にもかかわらず、足元で肺炎死亡者数が伸びています。
個人的にこれは、
「コロナウイルス感染者が適切に同定されぬまま荼毘に付されているからなのではないか?」
と疑っています。
まずこちらの資料をご覧ください。
NIID 国立感染症研究所のデータです。
昨年のインフルエンザ流行レベルマップです。
出典:国立感染症研究所ホームページ
https://nesid4g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2018_2019/trend.html
今年のインフルエンザ流行レベルマップはこちら。
出典:国立感染症研究所ホームページ
https://nesid4g.mhlw.go.jp/Hasseidoko/Levelmap/flu/2019_2020/trend.html
明らかに昨年よりもインフルエンザ患者数がマイルドなのがわかります。
そしてこれは、今年だけが特異に少ないのだとか。
みなが新型コロナウイルス感染などに怯えて混雑を避け、外出を控え、手洗い、うがい、マスク着用を励行しているからかもしれません。
で、ここで問題なのですが、ここまでスムーズにインフルエンザ患者が減少していっているにも関わらず、肺炎死亡報告はこんなに歪に動いています。
出典:国立感染症研究所ホームページ
https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/2112-idsc/jinsoku/1847-flu-jinsoku-2.html
ざっくり200人、100人の単位でピョコンピョコンと死亡者数が跳ねています。
ありえますか?
自分は過去の推移を知らないので何とも言えないのですが、レベルマップの推移と、上記の死亡者数の推移とは、あきらかにズレがあるように思います。
違和感があります。
日頃から経済統計を触っている身としては、中国国家統計局のデータなみに理解できません。
自分はこの背景に、
「単なる肺炎死亡者として荼毘に付された人々のなかに、じつは新型コロナウイルス感染死亡者も紛れ込んでいた」
・・・のではないかと疑っています。
もちろん、統計の癖などいろいろあるでしょうから、そういった何かの要素が絡んでいるのかもしれません。
しかしどうにも怪しい。
「日本は新型コロナウイルスの死亡者数が少ないから、感染者数も少ないはず」
と説明する専門家もいますが、個人的にはかなり疑わしいとみています。
日本の公衆衛生は世界一!
みたいにホルホルするのではなく、怪しいところを穿り返して眺める態度が、今は必要なのではないかと思います。
対ウイルスでも対人でもなんでもそうですが、戦いの基本は正確な戦況把握であるはずですから。
関連:日本の新型コロナウイルス患者数は嘘・捏造されていると思う件~すでに1万人以上が感染していると思う根拠~
以上。