コラム:トルコ大統領・議会選における欧米メディアの信頼性

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以下は単なるコラムです。読んでもまったく役に立ちません。ニュース記事まとめに書けないような私見を纏めただけのものです。

読んでもまったくお金になりませんので、読むだけ無駄です。個人的に思ってることを書いているだけですので、興味のない方は今すぐ閉じて帰りましょう・・・

 


昨日、トルコ大統領選挙・議会選挙が行われ、現職エルドアン大統領が再選、与党公正発展党(AKP)が過半数を占める大勝利となりました。

トルコ大統領選、エルドアン氏が勝利 議会選も与党連合が過半数か

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まさに、圧倒的な勝利だと思います。

野党は「不正があった」と騒いでいるようですが、不正があったとしてもせいぜい数パーセントでしょう。決選投票に縺れ込むか、縺れ込まないかという違いでしかないようにみえます。

決選投票に縺れ込めばエルドアンに勝てた、と言いたいようです。

情けない。

 

ここ一年、トルコ経済は通貨リラが売られてガタガタです。

国民の多くが疲弊していることでしょう。

それなのに、圧倒的な支持を集められない野党ってなんなんでしょうか?

 

 

なお、昨年の国民投票で決定したとおり、今回のトルコ総選挙後には新憲法下で大統領権限の強化が進むことになります。

トルコ国民投票、大統領権限強化賛成が51.5% 都市部は反対多数

今回の選挙は、かように大事な選挙でした。

トルコは地理的にはオリエントとオクシデントを繋ぐ架け橋です。

地政学的にはシリア難民の欧州への通り道であり、イスラエル、レバノン、イラク、イラン・・・中東各国だけでなく、中欧班列やパイプラインをつうじてロシアや中国とも関係してくる、非常に重要な拠点です。

そんな国の選挙ですから注目が集まりました。

選挙監視を行うための欧米のボランティアもたくさんいました。

それでも、やっぱり、エルドアンの圧勝は疑いようがないのです。

野党は、それだけ弱いということです。

 

 

で、今回の大統領選なのですが、下馬評は完全にエルドアン負けるんじゃね?って内容でした。

とりあえず、以下のような感じです。

トルコの経済混乱、エルドアン氏の再選阻むか WSJ

エルドアン氏が辛勝か、番狂わせの敗北か-予断許さぬトルコ大統領選 Bloomberg

エルドアン氏、思わぬ苦戦 通貨急落で経済争点に接戦 日経

トルコ選挙、野党結束で勢い 日経

トルコ大統領選は決選投票の公算、与党は過半数割れへ=世論調査 ロイター

エルドアン大統領、経済低迷で苦戦 トルコ大統領選まで1週間…再選阻止 … 産経

これ、報道機関は総括すべきだと思います。まったく役に立ちません。特に金融系サービスを提供するロイターやブルームバーグは腹を・・・

 

どうしてこんなことになったのか?いつもいつもそうなのですが、各社はちょっとエリート寄りに物を眺めすぎるんじゃないかと思います。

エルドアン大統領圧勝も、BREXITも、トランプ大統領誕生も予想できなかった。

最近だと、イタリアの選挙結果だって各社は地味に外してます。

 

トランプ大統領がこれらメディアを「フェイクニュース」と呼びたくなる気持ちがわかります。

民主主義の一大イベントである選挙をここまで外すのですから、既存のメディアが民衆の感覚から大きく乖離してきているのは間違いありません。

 

 

既存メディアの多くは、ネットメディアを「信頼性に欠ける」と非難しますが、相場を張っている人たちからしたら、既存のメディアだって十分に信頼に欠けています。

既存メディアの多くは、自分たちの意に沿わない政治的決定を「ポピュリズム」と呼んで蔑みますが、いくら上から目線で眺めてみたところで、民衆の心が変わるわけではありません。

 

 

山師稼業にも、メディアにも、もっと謙虚なものの見方が必要です。

流れに逆らおうとせず、掉さしていく必要があります。

ふだんの態度はいくらでも傲慢になっていいと思いますが、ここぞという場面での判断は、傲慢になっちゃいかんと思います。

そこを弁えないと、大きな間違いに繋がると思います。

 

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…と、傲慢なことを書いてる自分に反省(笑)