備忘録がわりにニュース記事をまとめます。
独断で掻い摘んで纏めます。
この記事は日中随時更新します。
MLCCが深刻な品不足。中国勢と競争激化の引き金にも
MLCCの需要が自動車向けに爆発的な伸びを示す、という話。
個人的見解:自動車向け需要に関しては、自分の見通しとほぼ同じです。意外だったのは各社の値上げ方針ですね。太陽誘電は値下げの低減など価格是正の交渉をするつもりのよう。取引先のことばかり考えていると、いずれ原材料高騰時に痛い目にあいますよ。
中国が小規模企業への融資拡大を目指す。冬場のガス供給も。
China aims for more loans to small firms, better winter gas planning …
中国が景気対策のために小規模企業への融資拡大策を考えているもよう。冬季のガス供給に関しても整備を加速させるとのこと。
EIA週間石油在庫統計:原油在庫 前週比584万バレル減(22日)
大幅に原油在庫減少。ただ、ガソリンと留出油の在庫が増加。
7月の米中古住宅販売:4カ月連続減、16年2月以来の低水準
7月の中古住宅販売は年率534万戸、前月比0.7%減
個人的見解:賃金上昇率を上回るペースで上昇しており、不動産価格年収倍率はヒストリカルに見てかなりの高水準になっています。消費者がついてきていません。
中国のライブストリーミング&デートアプリのMOMO、売上高が58%増
Momo Announces Unaudited Financial Results for the Second Quarter …
中国のライブストリーミング&デートアプリのモモの決算が絶好調。売上58%増、MAUが18%増の1億800万人、Non-GAAP純利益は90%増。
個人的見解:めちゃめちゃ稼いでます。ただし、いつ中国政府に規制されるのかが問題w
独自動車部品大手コンチネンタル 通期見通しを下方修正
Continental AG cuts outlook on higher costs, warranty claims | Reuters
売上高見通しを10億ドル引き下げ。営業利益率は10→9%に引き下げ。
個人的見解:これを受けてコンチネンタル株は10%以上の下落。
アップル取引先の瑞声科技、第2四半期は約4年ぶりの最終減益
瑞声科技(AACテクノロジー・ホールディングス)の売上の半分はApple向け。このApple向けの販売が不振で売上高が14.5%減。純利益は38.7%減。
個人的見解:これを受け、ダイアログ・セミコンダクターDLGSやAMSが下落。
EV充電器、日中で世界標準目指す 2020年実用化へ 共同開発合意
急速充電器規格は、日本のCHAdeMO(チャデモ)、チャデモをもとに開発した中国のGB/T、欧州のコンボの3陣営に分かれるのですが、日本が中国と組むことでシェア9割を超え圧倒的になります。事実上の世界標準になることで、関連企業の開発コストが抑制されることが期待できます。
帝人、欧州で自動車軽量化部材を製造するTier1サプライヤー、イナパル・プラスティコを買収
熱硬化性樹脂をガラス繊維に含侵させシート状にした成形材料を供給するメーカー、イナパルプラスティコを帝人が買収。炭素繊維を使用した部材技術にも強いメーカーとのこと。
FOMC議事要旨:識者はこうみる
FOMC議事要旨が公開。
個人的見解:特に驚きのない内容。材料にするには難しい。
サウジ、アラムコのIPO中止を決定=関係筋
以前から言われてきましたが、ついに正式決定。サウジがサウジアラムコの新規株式公開IPOを中止するとのことです。
個人的見解:さて問題は、アメリカからの兵器購入に充てる代金をどうやってねん出するのかということ。約束では10兆円分以上の発注をするという話でしたが。
米ターゲット:売上高が予想上回る、通期見通し引き上げ-株価急伸
ディスカウントストア大手のターゲット、純利益が19%増益。既存店売上高が6.5%増と13年ぶりの高い伸び。
個人的見解:ここにきてウォルマートなど小売企業の好決算が相次いでいます。既存店売上が非常に高い伸びを示しており、米国景気の好調ぶりがわかります。