【統計】世界のリチウム生産量と埋蔵量【グラフ】

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【統計】世界のリチウム生産量とリチウム埋蔵量をまとめてみた【グラフ】

 

今回は電気自動車やスマートフォンなど様々な分野で需要が膨らむ二次電池の材料、リチウムの生産量と埋蔵量についてみてみます。(以下のデータはBPの年次資料を基に作成しております。)

 

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リチウム生産量

 

Australia18.7
Chile15
Argentina5.5
China3
Zimbabwe1
US0.9
Portugal0.4
Brazil0.2
Rest of World
World44.7

 

現在、リチウムを一番生産している国はオーストラリアです。

オーストラリアでのリチウム生産は、ペグマタイト鉱床のリチア輝石/リシア輝石などからの回収が主となっています。

鉱山としては中国のTianqi Lithium(天斉リ業/天斉リチウム)と米国アルベマール(Albemarle)が運営するGreenbushes

ギャラクシーリソーシズ(Galaxy Resources)社のMt.Cattlinが有名。

 

チリはSQM(ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ)やChemetall(ケメタル)が運営するアタカマ塩湖での「かん水型」の回収が中心

リチウム生産大手SQM(ソシエダード・キミカ・イ・ミネラ・デ・チリ)は天斉リ業に買収されるのか?

 

アルゼンチンは同じく「かん水型」で、オラロス塩湖やSalar del Hombre Muerto(オンブレ・ムエルト塩湖)でのリチウム回収が中心になります。

オラロス塩湖ではオロコブレ(Orocobre)がリチウムを回収中であり、オンブレ・ムエルト塩湖ではFMCリチウムが回収しています。

なおリチウム生産量4位に中国が入っていますが、中国は近年生産量が減少傾向にあります。

 

 

リチウム埋蔵量

 

Chile7500
China3200
Australia2700
Argentina2000
Rest of World434
Portugal60
Brazil48
US35
Zimbabwe23
World16000

 

 

リチウム埋蔵量でみれば中国はチリに次いで2位なのですが、中国でリチウムをとれる場所は、スヴェン・ヘディンが探検したいわゆる西域の「さまよえる湖」ロプノール(蒲昌海/塩沢)の方です。

NHKドキュメンタリーのシルクロードをみていた人ならわかると思いますが、とにかく何もないところです。

こんなところでリチウム作っても、運ぶのに難儀します。

だったら豪州などから船で持ってきた方が遥かに安上がりなわけです。

なお、ここにはリストアップされていませんが、アメリカでも最近リチウム開発の動きがあるそうです。

 

以上。

 

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