【TGT】ディスカウントストア大手ターゲットの業績と株価
今回は、米国のディスカウントストア大手、ターゲット・コーポレーションの業績と株価についてみていきます。
まずはターゲットの会社説明からはじめます。
ターゲット・コーポレーションとは?
ターゲット・コーポレーションとは米国のディスカウントストア大手で、全米に1800以上の店舗を展開する企業です。
小売業ではウォルマートについで二位です。
以下書きかけ
ターゲットの業績
ここからはターゲットの業績について、会社側資料や決算資料などをもとにみていきます。
(ここからは2018年11月21日に書きました)
ターゲットの2018年Q3決算は前年比で売上高5.7%増、営業利益3.3%減、希薄化後EPS1.17となりました。
売上は増加していますが、コストがそれ以上に大きく増加しています。
これにより減益決算となりました。
ターゲットの業績はここもと芳しくありません。
既存店売上高も予想を0.1ポイント下回りました。
業績見通しも引き下げています。
アマゾンなどの台頭によりターゲットは販売シェアを奪われています。
こうしたなか、ターゲットもデジタル分野を伸ばしていますが
ターゲットの売上全体に占めるオンライン販売の比率は6%程度にすぎません。
この決算を受け、ターゲットの株価も急落しています。
ターゲットの店舗数
ターゲットは近年、大型の店舗を潰す一方で、小型店舗を増やしています。
郊外型の大型店舗がアマゾンなどとの競合で苦しくなっていることが影響しています。
ターゲットの株価 20181120
2018年11月20日。
決算発表を受けターゲットの株価は急落、一時15%安に迫る動きとなりました。
ターゲットの冴えない決算を受け、ウォルマート、コストコ、ダラーゼネラル、ホームデポ、ロウズなど小売業全般に波及、指数全体を押し下げる動きとなりました。
アメリカ経済は好調を維持しているはずであり、きっと好決算だろうという思い込みが一部であったように思います。
その期待がはげ落ちています。
以上。
なお、上記はあくまでも個人的見解であり、特定の投資スタンスを勧めるものではありません。投資にあたっては自己責任で行うようお願いいたします。