2018年11月28日 米国株式市況概況

 

 

S&P500

米10年債利回り

WTI原油

 

前営業日は→ 2018年11月27日 米国株式市況概況


 

昨晩のNY市場はダウ、ナスダック、S&P500、ラッセル2000揃って大幅高

どの指数も2%を超える上昇であり非常に強い動きとなった。

この動きの一番の理由は、パウエルFRB議長の講演。

つい先月10月2日の時点ではは「中立金利まで程遠い」と言っていたのに、今回は「中立金利までもう少し」と言っています。

関連:パウエルFRB議長講演~「政策金利は中立金利のすぐ下」と発言~利上げ打ち止め時期前倒しか?~

 

ちなみに、米10年債でみると10月2日時点よりも今の方が金利は低いのですが。

 

とりあえず、このパウエル発言を好感して(というかビックリして)、市場は大きく反応しました。

 

公益などディフェンシブ性の強い銘柄の他はほぼすべてが上昇する全面高であり、とくに解説はいらないと思います。

買い戻しの動きが主だとは思いますが、底値で買いそびれてはならないとみた長期資金の一部も入ってきていたような雰囲気。(特に半導体やクラウド周辺)

個別にはセールスフォースCRMが決算を好感して10%超の上昇

ティファニーは逆に中国人旅行客の消費が落ちているとして12%近い下落

合算出来高は80.4億株