【ロシア】極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)~コード名:Objekt 4202、 Yu-71、Yu-74』の試射に成功
ロシアが新型の極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』のテスト発射に成功
ロシアが新型の極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』の試験に成功したということです。
プーチン大統領も今回の発射を喜んでいるとのことです。
‘Best New Year’s gift to Russia‘: Putin boasts successful test of …
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』~コード名:Objekt 4202、 Yu-71、Yu-74
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』は、これまでコード名:Objekt 4202、 Yu-71、Yu-74などとして呼ばれてきたものと同じ兵器になります。
かねてより米国側が懸念していた事態が実現に近づいているということになります。
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』のテスト内容
今回の極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』がどういったものであったのか具体的なものはみえていませんが、発射地点はDombarovskyで、到達地点はカムチャッカ半島のクラだったとのことです。
意図したターゲットに見事にあたったとのことで、試験は成功だったということです。
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』はマッハ20の速度で飛行?
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』は、おもに二つの特徴があります。
ひとつは、極超音速とあるとおり、凄まじい速度です。
アバンガルト/アバンギャルド/アバンガルドミサイルはマッハ20まで加速できるスクラムジェットエンジンを積んでいるとされ、いまだかつてないレベルの速度で敵目標に向け飛行が可能とのことです。
表現的には隕石のように、流れ星のようにあたるとのことです。
これはもちろん、既存のミサイル防衛網では到底防ぐことのできない速度です。
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』はグライダーで滑空可能?
また、アバンガルト/アバンギャルド/アバンガルドミサイルにはもう一つ大きな特徴があります。
それはミサイルが滑空して、操縦可能だということ。
これだけ早いスピードのものを滑空させると非常に大きな摩擦熱を生むはずですが、それをクリア。
ターゲットまでまっすぐ飛ぶのではなく、変化をつけて飛ぶことでミサイル防衛網をかいくぐれるということです。
極超音速ミサイルシステム『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』のMIRVには核兵器も搭載可能
UR-100UTTKh、R-36M2、RS-28 Sarmat、heavy ICBMなどをアバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)ミサイルには搭載することが可能とのこと。
レンジは2000~6000㎞
『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』ミサイルシステムは2020年までに配備?
とりあえず『アバンガルト(アバンギャルド/Avangard)』ミサイルシステムはロシア軍の次期主力兵器となることが期待されています。
『アバンガルト(アバンギャルド/アバンガルド/Avangard)』ミサイルが当たり前になったなら・・・
ぶっちゃけ、こんなミサイルが飛び交うような戦争であれば、既存の空軍基地の類はまったく意味を失います。
戦争開始早々に軍港、空港、インフラ設備、発電設備などは攻撃されるでしょう。
これに対抗するためには同じようなミサイルを撃ち込むしかありません。
間違っても、軽空母の所有ではありません。
とりあえず、防衛政策の根本を揺るがすような兵器が登場しています。