ナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』が箱根駅伝で圧勝!
箱根駅伝初Vの東海大、ナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』を10区中8人が着用
箱根駅伝で総合初Vを達成した東海大学ですが、全10区のうち8人がナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』を着用していたとのことです。
非常に好調な成績を叩きだしたことから、東海大学としてもこれを正式採用していくもようです。
東海大学はナイキ社と提携、『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』を公式採用へ
今回の好調な成績を受け、東海大学は4月からナイキ社と提携。
これまでミズノと提携してきた東海大学ですが、長距離ブロックに限りナイキ社のサポートを受けるとのことです。(スポーツ報知)
厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』にはそれだけの魅力がある、ということでしょう。
ナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』などナイキ製品の着用者が95選手~箱根駅伝
箱根駅伝では、全体の約4割、95人がナイキの厚底シューズを着用していたとのこと。
長距離走におけるシェアはかつてアシックスやミズノなどが強かったわけですが、ナイキがガンガン攻めてきており、これら企業にとっては非常に苦しい戦いとなっています。
ナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』は世界記録、日本新記録を更新
『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』は世界の記録を次々更新しています。
ベルリンマラソンではエリウド・キプチョゲ選手が2時間1分39秒の世界記録を達成
シカゴマラソンでは大迫傑選手が2時間5分50秒の日本新記録を達成
そのどちらでも、『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』および、このモデルをベースにしたものが利用されていたとのこと。
こうした実績から、多くのマラソンランナーが『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』を求めています。
史上最速のマラソンランナー、エリウド・キプチョゲも推奨するナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』
エリウド・キプチョゲはナイキの4%システムについて「本当に完璧」と推奨。
最大85%のエネルギーリターンを実現するナイキ ズームX フォームにフルレングスの曲線的なカーボンファイバープレートを活用することで推進力を引き出すデザインとなっている『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』は、走り手がそれにあわせた走法を身に着けたならば、現在の長距離ランニングシューズでは間違いなく最高峰に位置するアイテムといえるでしょう。
他社はまったくこれについていけておらず、まさにナイキの独り勝ち状態となっています。
資本力と研究開発力で圧倒するナイキが投入する『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』
この『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』、調べるといろいろと画期的です。
たとえば今までのシューズはソール前方がグニュっと曲がり、その反発力で前進する力に変えています。
ですが、『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』はどうやら違う模様。
ソールにカーボンファイバーのプレートを挟み込んであり、曲がらない。
クッション性はあるけれど、歪まない、そして軽いこの『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』のソールにより、走法によっては常に下り坂を走るような感覚を得ることができるとのこと。
具体的には、足の裏の中央から前のみを着地させて走る走法、ミッドフット走法(フラット着地)、フォアフット走法で走った場合、重心移動だけで走るような印象になるとのこと。
つまり『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』は走り手を選ぶ&走り方を合わせる必要があるのだけれど、上手くフィットできれば信じられないほどの成績向上に繋がる、ということのようです。
こうした発想の転換をできるあたりが、ナイキの凄いところです。
いずれこの発想の転換があたりまえになるのでしょう。
そのときには、人類の多くが同じような走り方をするようになるのかもしれません。
人間の自由が、ガジェットによって縛られる・・・人間がガジェットにあわせて生きなければならない・・・ガジェットをうまく使いこなした人間が勝つ世の中。
そういう時代になっているということです。(それは昔からそうだったのかもしれませんが、現代はそれが非常に勢いよく進んでいるように感じます。)
ナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』は約3万円もする高級品
ナイキの厚底シューズ『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』ですが、なんと約3万円もする超高級シューズです。
一昔前であれば、この値段はバスケットボールシューズなどならわかる水準でしたが、今ではランニングシューズも3万円・・・
本当に時代は変わるものですね。
しかも、この価格であっても飛ぶように売れているとのこと。
世界のマラソン人口が増えるなか、こうしたハイレベル製品への需要も膨らんでいます。
とりあえず・・・他社も『ズーム ヴェイパーフライ 4% フライニット』のような製品を投入するのか、それともまったく別の基軸で攻めるのか。
いろいろと興味深い状況になっているようです。
以上。