昨晩のNY市場はダウ、S&P500が上昇、ナスダックは横ばい、ラッセル2000は下落した。
米国は決算シーズンに入っており、個別銘柄の物色が中心になりつつある。
この日はプロクター&ギャンブルPG、IBM、ユナイテッドテクノロジーズUTXなどが好調な決算を手がかりに買われ、好決算がすなおに買われる展開となった。
これら大企業が主導するかたちでダウ主導で株価は上昇。
一方で小型株指数は軟調な動きとなっており、公益株が買われるなど、全体的には強気には転じていない。
CEAのケビン・ハセット委員長は米政府閉鎖が1Q末まで続いた場合、成長率がゼロパーセントに落ち込むと警告したことも嫌気された。
なお、個別には、
P&Gは値上げで業績好調
ユナイテッドテクノロジーズは事業の集中と選択を進める流れがポジティブ
IBMはクラウドなどが好調に推移
コムキャストは決算内容と増配が好感された。
なお、フォードFは引け後にかなりネガティブな決算を出しており、動向が注目される。
合算売買高は68.3億株
かなりすくない。