前回記事は、世界は陰謀でまわってる・・・という中卒らしいアホらしい記事でした。
今回も妄想の入った記事を書いていきます。10年後くらいに当たってたら褒めてください(笑)
とりあえず今回は、米中貿易戦争で潤う国、損する国、いろいろ雑感を書き留めておこうと思います。まずは・・・
インド・・・英国の植民地だった歴史もあり、上層部は西側の思想をある程度理解しています。いちおう、今まで独裁政権が成立したことがない。西側ウケのいい国なので、インドを西側イデオロギーの砦としてみる流れは出来上がると思われます。
ロシア・・・中国とのつながりを深めるはずです。主に天然ガスなどエネルギー分野においてはWin-Winの関係を築けます。北極海の海上施設からカザフなどを通らずに直接中国につなぐパイプラインができるはずです。西側との取引が制限されているなか、中国経済の伸びはロシアにとって甘露です。中央アジアでの軍事面でのつながりも強化するかもしれません。
ベトナム、タイ、インドネシア、フィリピン、パキスタンなど・・・西側と中国のどちらからも着かず離れずの立ち位置を維持して天秤外交をするでしょう。現状において西側に近いように見えるベトナムやタイですが、イデオロギー的には東アジア圏を脱していません。いずれ政変などを機会に、ミャンマーのように呆れられることになると思います。(これ、けっこー自信あります)
マレーシア、シンガポール・・・わからない。もしかしたら、双方からの良い影響があるかも。
ミャンマー・ラオス・カンボジアなど・・・中国に近いこれらの国は中国のおかげで潤います。しかし、いずれ紛争の芽が芽生える可能性があります。その芽は、アメリカがこっそり植え付けます。
中央アジア(特にアフガニスタンとその周辺)・・・ロシアと中国のプレゼンスが高まります。昔から、カイバル峠やヘラート・マシュハドのルートなどは交通の要衝でした。一帯一路により重要性が格段に増します。アメリカがここへの影響力を維持しようとするなら、混乱は避けられません。
イラン・北朝鮮・・・中国はロシアと組んで独自外交を展開する可能性があります。いますぐではないでしょうが、いずれ経済制裁を一部緩和してもらえるかもしれません。
アフリカ諸国、とくにコンゴ・・・中国企業による資源争奪戦の主戦場になりつつあります。中国は権益を守るために必死になるはずです。アメリカやフランスは、嫌がらせのために紛争の芽を植え付ける可能性があります。
ブラジル・・・もしも中国が米国産農産物(特に大豆)の関税を引き上げるなら、世界的に穀物価格が大きく変動し(たぶん上)、ブラジルの農家にとっては恩恵になります。ただし、中国が大豆に関税をかけることはたぶんないでしょう。国内でインフレを起こすほど馬鹿ではないはずなので。
サウジ、エジプト、ヨルダンなど・・・今以上に西側にべったりになると思われます。
イスラエル・・・よくわからない。
欧州各国・・・アメリカからShow the Flagを求められることになります。米中どちらにつくのか。今回のアルミ・鉄鋼関税などもその一環だと思われます。欧州に対して共同戦線で中国に対抗するよう要求した可能性があります。
南米諸国・・・たぶん、天秤外交。よくわかりません。
世界貿易機関WTOを利用した国際的な協調体制が転換点に差し掛かっています。
やられたらやり返す、倍返しだ!
な半沢直樹の世界に逆戻りしそうな勢いです。
アメリカと中国という二つの超大国が経済のブロック化を推し進める可能性があります。ブロックまでカッチリとしたものにはならないとしても、お豆腐程度の柔らかい構造にはなるかもしれません。それだけでも、企業経営者や投資家は、新しいシナリオを描かなくてはならなくなります。
考えてみれば、振れすぎた針の先が元に戻ろうとしているだけかもしれません。
その針を戻そうとしているのが、WTOルールを世界に押し付けてきたアメリカの大統領だというのがミソなんですけどね。
とりあえず、おいらはWTOルールが適応された世界でしか実際の相場を経験していません。一応、子供のころから経済ニュースは大好きでしたし祖母の持っている株などもチェックしてましたが、リアルに売買を始めたのは1998年、長銀破綻のときからです。WTOが1995年発足なので、すでにWTOルールがある程度浸透した社会での経験しかありません。
一度、自分の常識を外して構築しなおさないとイケナイかもしれません。
また、GATTウルグアイラウンド時代の経済史なども読み返す必要があると思います。
これから起きることは、そういうことだろうと思います。
(以下、たんなるぼやきなので読んでも全く役にたちません。)
P.S.昨日は子供と一緒に海に行ってきました。CPタップリなので安心してイクメンできました。しかし、せっかく海を見せてやりたいのに、ぐっすり寝ていて起きてくれません。。。親の心子知らずですね(笑) 疲れきってしまい、妻の布団でピロートークしてたら不覚にも寝てしまいました。8時間くらいぐっすり寝ました。おきたら案の定、米国市場がすごく下がってる!
に載せた予想通りの位置に入りました。
どやどや!大当たりや!
しかし問題は、体力的な限界から、トレーディングを控えているということです・・・
せっかく予想は当たっているのに、稼ぎにつながっていません(笑)
今までの相場では暴騰暴落局面をしっかり刈り取ってこられたのに、今回は動けてません。
稼ぐことでアイデンティティを保ってきた俺にとって、これは結構苦痛ですw
家族は「休むも相場でしょ」って言います。
けれどもそれ、格言の使い方がおかしいです。
休むも相場っていうのは、休むべき相場についていう言葉です。
今は稼ぐべき相場です。相場で食っていくつもりなら、このボラは刈り取らなくてはなりません。
みんな、基本的なところをわかってません・・・
とりあえず、人々の楽観と悲観はメシの種です。
こういうときって、材料はあとからあとからついてきます。(今回もドイツ銀行がアレコレいわれだしましたねw 以前の記事)
おいらが動けないぶんも、若い人たちは存分に楽しんじゃってくださいね!
(おいらなら、ひきつづき戻り売りスタンス。トレンドブレークなら素直に売り乗せでいきます!)
(なお、このブログは投資スタンスをお勧めするものではありません。投資にあたってはご自分の自己責任でお願いいたします。)
by中卒くん