2018年9月第4週(17日~21日まで)の米国株相場をかる~く振り返ってみます。
まずはヒートマップをごらんください。
こちらが2018年9月第4週、一週間のS&P500採用銘柄の騰落です。
そしてこちらが、同じ期間のS&P500の5分足チャートとなります。
とりあえず、twitterにも書きましたが、この2018年9月第4週は
アップルAAPLとアマゾンAMZNからあふれた資金が、出遅れ感のあった銘柄や、下げていた銘柄などにいったん流れただけ
のように見ています。
https://twitter.com/chu_sotu/status/1042994370180345856
具体的には、
米中の通商問題にいったんの区切りがついたことでキャタピラーCATやボーイングBA、ディアDEなど資本財銘柄が上昇
米国の金利上昇を囃して、JPモルガンJPM、シティC、バンクオブアメリカBACなど銀行株や、長期金利上昇にポジティブに反応しやすいメットライフMET、プルデンシャルPRUなど医療・生命保険株が上昇
原油価格が世界的に上昇しており、エクソンモービルXOM、シェブロンCVXなどエネルギー関連セクターが上昇
また、銅相場が反発してきており、欧州市場などではBHPビリトンBHPやリオティントRIOなど鉱山株が上昇しました。
再度書きますが、先週の広範な上昇はAMZNやAAPLなど超大型の情報技術関連株を利食った資金が流れたからだとみています。
日本株や中国株にいったん買いが入っていたのも、たぶんにリバランス的なものが大きかったのではないか、とみています。
この動きが、今週に入って息切れしてきているのでは、と感じています。
9月第5週最初の営業日の場中の状況ですが・・・先週とは打って変わって、アマゾンとアップルが堅調で、それ以外の銘柄が真っ赤です。
日本株にリバランス目的で来ていた資金はどうなるか?
個人的には、いろいろ厳しいんじゃないかなぁと思いますが。
まぁ、当たるも八卦、当たらぬも八卦。
とりあえず、自分の好きなタイミングではないのでスルーでみています。
以上です。
P.S.ってゆーかGEがビミョーに気になりますね。火力発電所のタービン不具合が報じられてからずっと下落していますが。再建できずにポシャる可能性を意識しているかも?