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トランプ関税の行方4 米NECコーン委員長辞任

コーンNEC委員長が辞任、関税でトランプ氏と対立

 

以前から噂されていたことなのですが、米国家経済会議のコーン委員長が辞任することが決定しました。

いわゆる「トランプ関税」の導入に反対しており、政権側との対立から辞任に追い込まれたそうです。

この一報が流れたのは米国市場の引け後でしたが、その後15分で60銭ほど一気に動き、戻りの鈍い展開になっています。

 

 

今晩7日のNY市場がどのように動くか見極めたいとの思惑から、日本市場のみならずアジア全般が軟調に推移しました。

 

 

とりあえず、S&P500の一時間足チャートを載せておきます。

ごらんのように、1月末頃に高値をつけて以降、戻りの鈍い展開となっています。

一番高値と二番高値の延長線(黄色線)に近づいてきていました。

ちょうどボリュームゾーン(薄い黄色の雲)に突入しており、上値を抑えられる展開もみえていました。(以前の記事参照)

今回のコーン米NEC委員長辞任ですが、仮にこれがなかったとしても市場は何か悪材料を探して重たい展開になっていたものと思われます。

既にセンチメントは相当に弱気に傾いていました。

 

 

 

目先は上図の白い雲のなかを探る展開だと思います。

下向きに仕掛ける動きがいくつかあるかもしれません。

直近のところでは、2647.79と2533.13に下値のポイントがあります。

メインシナリオは、そのどちらかでいったん反発してボックス圏へ移行する動きになるとみています。

もしもそれを一気に抜いてくるようだと、以前書いた記事で予想した2100あたりが見えてきます。

これがサブシナリオの大暴落路線ですw

 

 

 

 

とりあえず、そんな感じでみています。

臨機応変に可能性を計算しなおさないといけないので、メインシナリオ、サブシナリオのどちらになるかはまだわかりませんが、可能性でいうのならば、20%程度はサブシナリオを見ておいた方が良いと思っています。

 

 

by中卒くん