日産の新会長候補『西川広人』 ゴーン元会長の退任後報酬合意書に署名していた

日産の新会長候補『西川広人』 ゴーン元会長の退任後報酬合意書に署名していた

 

ゴーン元会長の退任後報酬を猛烈に批判していた『西川広人』ですが、実は本人がその合意書に署名していたとのことです

カルロス・ゴーン元日産自動車会長の退任後報酬に関し、男気あふれる表情で猛烈に批判していた西川広人CEOですが、じつはその本人がちゃっかり署名していたとのことです。

ゴーン元会長の退任後報酬「合意書」、西川社長が署名 日経新聞

 

 

東京地検特捜部は『西川広人』は有価証券報告書の虚偽記載への関与はなかったと判断のもよう

なおこの件に関し、東京地検特捜部は『西川広人』は有価証券報告書の虚偽記載への関与はなかったと判断しているもようとのこと。

「署名したけれど、受領先送りの報酬支払であるとの認識がなかった」

との判断のようです。

 

 

 

果たして『西川広人』は日産自動車の新会長に適任か?

現在、社外取締役3人によって日産自動車の新会長を選任する作業が進んでいると言われています。

第一回の会合では決まらなかったようですが、経産省出身の豊田正和議長は『西川広人』を新会長に推したいのではないかと言われています。

日産自動車が17日にも新たな会長選任へ~経産省出身の豊田正和社外取締役が主導か

 

 

『西川広人』が署名した書類にはグレッグ・ケリ―代表取締役も署名しているとのこと

なお、『西川広人』が署名したとされる書類には、グレッグ・ケリー元代表取締役も署名していたようで、検察はこれを重要な証拠として考えているようです。

ゴーン前会長と秘書室幹部が署名 退任後払いの合意文書

しかし、同じ証拠を前にして、グレッグ・ケリ―氏はクロ、『西川広人』はシロと扱うというのは、もちろん理屈の組み立て方から見たら問題ないでしょうが、はたから見たら

「国策捜査じゃないか?」

とみられても仕方ないのではないでしょうか。

 

しかも、グレッグ・ケリー氏はそもそもこの書類に関し

「金融庁と監査法人にしっかり照会して問題ないと判断されている」

と答えているとのこと。

もしこれが真実だとすると、今頃になってこの材料でしょっぴくというのは、国家ぐるみで罠にハメたと思われてもしかたないのではないか、とますます思ってしまいます。

 

 

とりあえず今回の事案、どうも経済産業省の影がちらつきます。

思えば、サブプライムローンバブル破裂前から日本株が軟調に推移していたのも、経産省の北畑のおかげでした。

経済産業省が前面に出てくると、いつも日本の株式市場はぼろぼろになります。

産業革新投資機構の件でも経産省はしゃしゃり出てきています。

きっとまだまだ無双してくれるはず。

楽しみにして待ちましょう。

以上。