電子タバコの『ジュール・ラブズ(JUUL)』、FDAのゴットリーブ局長が規制強化を示唆
電子タバコの『ジュール・ラブズ(JUUL)』に対し、FDAのゴットリーブ局長が規制強化を示唆するようなtweetをしています。
https://twitter.com/SGottliebFDA/status/1078303338498850816
簡単にまとめてしまうと
一部のメーカーが若者相手に電子タバコを蔓延させている
FDAや国民に対する裏切りだ
という話。
これはすべて『ジュール・ラブズ(JUUL)』を念頭においた話です。
『ジュール(JUUL)』が若者に大人気
『ジュール・ラブズ(JUUL)』の主力製品『ジュール(JUUL)』が若者に大ヒットしています。
一部では『ジュールする』という動詞としてJUULが使われているとのことです。
また、インスタのインフルエンサーなどを使ったマーケティングもヒット。
『ジュール・ラブズ(JUUL)』の業績を大きく上昇させています。
『ジュール・ラブズ(JUUL)』の製品はフルーツなどのフレーバーが人気
若者に人気な理由の一つは、『ジュール・ラブズ(JUUL)』の製品は扱いやすく、小さく、味のバリエーションがいろいろあることだそうです。(使ってないので他者の受け売りです。)
とりあえず、そうした点に関してはFDAも認識しており、若者への蔓延を防ぐためにこうしたフレーバーを規制しはじめています。
FDAは『ジュール・ラブズ(JUUL)』を念頭に、2018年11月にフルーツなどのフレーバーを小売店販売することを禁止
FDAは若者の『ジュール(JUUL)』依存を禁じるため、フレーバーへの規制強化を打ち出しています。
しかしその後も『ジュール(JUUL)』の販売状況は好調。
これに危機感を抱いたFDAが、全面的にたばこ規制を強化する方針を示しています。
『ジュール・ラブズ(JUUL)』のとばっちりを受けるアルトリア、フィリップモリス
『ジュール・ラブズ(JUUL)』への規制強化をFDAが頑張れば頑張るほど、既存のタバコメーカーへの打撃も大きなものになるでしょう。
こうした意味で、既存のタバコメーカーほど今回の件は頭の痛い問題だといえます。
とりあえず、『ジュール・ラブズ(JUUL)』の今後には注目
とりあえず、今後の『ジュール・ラブズ(JUUL)』の動向には要注目です。
もしかすると、アルトリアやフィリップモリス、BAT、JTなどの合従連衡もおこるかもしれませんね。
タバコ・酒類関連銘柄~PM、MO、BTI、DEO、STZ、BF-B、BUD、TAP
以上です。