【鉄道】『JRおおさか東線』いよいよ全線開通へ

『JRおおさか東線』がいよいよ全線開通へ

新大阪から放出駅間で新規開通工事が行われてきた『おおさか東線』ですが、工事が無事完了し、3月16日の全線開通を前に試験運行が行われています。

今回はこの『JRおおさか東線』について書いていきます。

『JRおおさか東線』は新大阪駅から久宝寺までを結ぶJR西日本の新規鉄道路線です。

すでに放出から久宝寺までは城東貨物線を複線化した路線で開通していますので、これまで新大阪から放出までの新規鉄道路線工事が行われてきました。

開通予定日は3月16日。

すでに工事は完了し、現在は試運転を行っている段階とのことです。

JR西ホームページより

『JRおおさか東線』は直通快速と普通の2種類の運行が予定されています。

『JRおおさか東線』普通列車は新大阪と久宝寺の間を34分で結ぶ各駅停車の運行。

『JRおおさか東線』直通快速は新大阪と奈良を結ぶ路線となります。

『JRおおさか東線』普通列車の途中停車駅は、新大阪、南吹田、JR淡路、城北公園通、JR野江、鴫野、放出、高井田中央、JR河内永和、JR俊徳道、JR長瀬、衣摺加美北、新加美、久宝寺となります。

『JRおおさか東線』直通快速の途中停車駅は新大阪、放出、高井田中央、JR河内永和、久宝寺、そののちは大和路快速に乗り入れて、王子から奈良方面まで各駅停車となります。

今回の『JRおおさか東線』の開通で、新大阪駅がめっちゃくちゃ便利になります。

これまで奈良方面へのアクセスが乏しかった新大阪ですが、『JRおおさか東線』でいっきにアクセスが向上。

これにより、新大阪の観光拠点としての魅力が上昇しています。

また、新大阪は多くの人がご存知の通り、東海道新幹線、山陽新幹線の停車駅です。

さらに、北陸方面にはサンダーバードの停車駅ですし、ゆくゆくは北陸新幹線の延伸も行われる予定となっています。

新大阪はリニア中央新幹線の終着地点としても考えられています。

これら総合して、新大阪は地方創生回廊中央駅構想という大規模構想の一環のなかに含めて捉えられており、今後は新大阪周辺の再開発がじわじわと進む可能性があります。

現在、インバウンドブームの中心は心斎橋から難波、新世界方面んですが、新大阪も受け入れの拠点になりつつあります。

そうした視点で眺めていくと、なかなか面白いのではないかと思われます。

以上。