レオパレス21物件が投げ売り状態～オーナーは破綻リスクの可能性を懸念か

レオパレス21のアパート物件が不動産投資サイトで投げ売りされているそうです

2月21日付夕刊フジによると、レオパレス21の不正施工問題がガイアの夜明けによって表ざたにされて以降、レオパレス21施工管理のアパート物件が不動産投資サイトに急増しているのだそうです。

曰く、不動産投資物件サイトでレオパレスと検索すると50件以上ヒットするとのこと。

こんな低い利回りで買う奴いるのか？と思いますが、とりあえず、レオパレス21のアパートオーナーは怖がっているのでしょう

・・・レオパレス21の破綻リスクを。

レオパレス21は数百億円をかけて、これまで同社が施工管理して建ててきた不正施工アパートを修繕する計画ですが、もしレオパレス21が倒産したならば、そういった修繕計画だってできなくなります。

そうなった場合、まずレオパレス21から支払われてきた資金が払われなくなります。

また、レオパレス21が進めている修繕計画も途中で止まってしまいますから、修繕されずに放置された不正施工アパートには人が住めません。

アパートからは実入りが入らず、ローンの支払いだけは残ります。

そうした事態になる前に、とりあえず逃げたい、というのがレオパレス21のオーナーの気持ちなのでないかと思われます。

金融庁はこうした事態を受け、連鎖倒産の可能性も高まったとみて金融リスクの査定に入っているそうです。

今後、こうした問題が現実化するリスクは十分にありうる状況となってきており、予断を許さない状況となってきています。