OYO LIFE(オヨ・ライフ)のどこらへんが新しいのかがわからない

OYO LIFE(オヨ・ライフ)のどこらへんが新しいのかがわからない

 

インド発のスタートアップOYO ROOMSが日本上陸~『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』展開へ

先日も紹介したインドの格安ホテルチェーン企業「OYO ROOMS」ですが、いよいよソフトバンクやヤフーと組んで日本にも上陸するようです。

インドの格安ホテルチェーン『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』

しかし、この『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』ですが、『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』とはずいぶんと毛色の違ったサービスになりそうです。

今回はこの『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』についてみていきたいと思います。




 

 

日本で『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』を展開する『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』とは?

『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』について語る前に、『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』について再度、軽く触れておきたいと思います。

『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』はインド発のスタートアップ企業で、創業者はRitesh Agarwalという方。

弱冠18歳そこらで立ち上げた格安ホテルチェーンですが、これが非常に大ヒット。

インドでは不潔で不快、危険なホテルが多いところ、この『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』の傘下ホテルなら安心ということで、非常に高い成長を示しています。

ソフトバンクビジョンファンドなども投資しており、今回、そういった繋がりで日本国内でも事業を展開することになったようです。

 

インドなど世界的に好評な『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』だが、日本で展開するのは『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』

なお、今回日本に進出するにあたって、『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』は日本用の事業内容『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』として展開することを決定したようです。

なぜ『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』ではなく『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』としたのかはわかりませんが(※)、とりあえず、ホテル市場の10倍ある宿泊市場を狙っていくとのことです。

※個人的な見解を書かせてもらうと、『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』の強みというのは、あくまでも安くてコスパのいいホテルのない国で成り立つビジネスモデルなのだと思います。日本のビジネスホテルは十分に安く、それ以下の市場はネカフェやマン喫、ビデオ試写室、健康ランドなどいろいろあります。この環境では戦えない、と思ったのではないでしょうか。

 

『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』とは?

ここでようやく、『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』についてみていくことにします。

『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』ですが、以下のサイトで具体的な内容が書かれています。

OYO LIFEについて 公式HP

『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』の特徴は以下になります。

 

  1. 検索から契約までスマホですべて完結
  2. 敷金礼金不要
  3. 家具家電Wi-Fi完備
  4. 入退去すべてスマホで完結
  5. 東京23区を対象に順次拡大予定
  6. 価格は2割~3割程度高い?
  7. 30日~90日の契約

 

 

目新しさのない『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』

ぶっちゃけて言いましょう。

1以外、ほぼ目新しさはありません。

マンスリーマンション市場がまさにこれです。

ドーミーインやスーパーホテルなどが月貸しホテルなどをやっています。

1も、レオパレス21がすでに会員向けで行っています。

 

果たして、検索から契約までスマホで完結する、というメリットだけのために、割高な家賃を負担する人がどれだけいるでしょうか・・・

もちろん、いないとは言いませんが、限りがあるのではないかと感じます。

事業を始める前から、なにかいろいろ見えている気がしますが・・・なぜこんな無理をやろうとしているのでしょうか。

 

 

思うに、この『OYO LIFE(オヨ・ライフ)』にはあまりおいしさを感じません。

全く目新しさがないし、差別化がどこあるのかわかりmせん。

「投資家に向けた仕事してますアピール」なのではないか、という気すらしてきます。

インドの格安ホテルチェーン『OYO Rooms(オヨ・ルームズ)』

もちろん、もっと高尚な目当てもあるのかもしれませんが、少なくともあまり筋のいいものではない気がします。

とりあえず、まずはお手並み拝見といったところでしょうか。

以上です。