【統計】機械受注統計2019年1月
2019年1月の機械受注統計の解説です。
データは内閣府のサイトから。
今月は電気機械業と情報通信機械業向けが急減しています。
とりあえず、そこら辺を中心に見ていきましょう。
なお前月はこちら⇒【統計】機械受注統計2018年12月
機械受注統計 受注総額7.9%減
機械受注統計2019年1月https://t.co/ySRwgjzDy1 かきかけ
(内閣府より)受注総額 前月比7.9%減 pic.twitter.com/MSeurtyRyp
— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 13, 2019
受注総額の水準が一段低下
トレンドを明らかに下回っており、低迷が長期化することを懸念する見方が浮上。
機械受注統計 外需18.1%低下
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(内閣府より)内需3.0%増、外需18.1%減 pic.twitter.com/IAwtCUHPNA
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特に外需の落ち込みが激しい。
なお、内需も電力向けが大きく伸びたことで支えられているが、実質的にはかなり悪い。
機械受注統計 民需(船舶・電力除く) 5.4%低下
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(内閣府より)民需(船舶と電力を除く)は5.4%低下 pic.twitter.com/4hW23Gtjkj
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今月は電力が嵩上げに寄与。
それらをなくすと一気に下振れ。
外需の下げよりも遅れて下げており、やや長引きそうな流れ。
機械受注統計 製造業1.9%低下 非製造業(船舶・電力除く)8.0%低下
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(内閣府より)非製造業(船舶・電力を除く)が大きく低下していることは予想外なのでは? pic.twitter.com/AeGuwaMUlt
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雇用逼迫から民間非製造業(船舶と電力を除く)は高い伸びを期待する声もあった。
しかし、開いてみたらこの通り。
将来不安が強すぎて設備投資を行えない、ふんぎりのつかない経営陣が多いのではないか。
機械受注統計 電気機械・情報通信機械が急減
機械受注統計2019年1月https://t.co/ySRwgjzDy1 かきかけ
(内閣府より)情報通信、電気機械業種向けはつるべ落としのような下げ。
長期的に見ても水準を大きく割り込んできている。
この国の産業構造の変化も影響しているはず。 pic.twitter.com/B3rx06SeLe— 中卒くん@株 (@chu_sotu) March 13, 2019
情報通信業と電気機械業における設備投資は大きく落ち込んでいる。
水準的にもここ5年の最低水準を叩く勢いであり、あまりにも悪い。
中国不安が影響しているのだろうが、これが常態化するとなると、むしろこの国の産業構造自体の問題のようにも思えてくる。
とりあえず、超絶ネガティブな1月の機械受注統計。
日本は、世界経済のカナリヤであることを証明しています。
以上。